書画の展開 ―安土桃山・江戸
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本館 8室
2007年1月30日（火） ～ 2007年3月11日（日）安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙を祖とする円山派、若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。
書は、寛永の三筆(信尹・光悦・昭乗)が新しい書風を打ち立て、黄檗（おうばく）の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。／担当研究員：松原茂(日本美術) 丸山猶計(日本書跡)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 羅浮仙図 | 1幅 | 岩佐又兵衛筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | |||
| 林和靖・山水図 | 3幅 | 狩野山雪筆 | 江戸時代・17世紀 | A-11180・11182 | |||
| 清少納言図 | 1幅 | 土佐光起筆 | 江戸時代・17世紀 | A-952 | |||
| おすすめ | 雪中老松図 | 1幅 | 円山応挙筆 | 江戸時代・18世紀 | A-1148 | ||
| 月梅図 | 1幅 | 中山高陽筆 | 江戸時代・18世紀 | 個人蔵 | |||
| 寒鴉索栖図 | 1幅 | 金井烏洲筆 | 江戸時代・19世紀 | A-12311 | |||
| 花鳥図 | 1幅 | 宋紫山筆 | 江戸時代・18世紀 | 個人蔵 | |||
| 人物図 | 1幅 | 小田野直武筆 | 江戸時代・18世紀 | 個人蔵 | |||
| 紅梅椿図 | 1幅 | 佐竹義躬筆 | 江戸時代・18世紀 | A-1198 | |||
| 墨梅図 | 1幅 | 松花堂昭乗筆 玉室宗珀賛 | 個人蔵 | ||||
| おすすめ | 蘭亭曲水図巻 | 1巻 | 中山高陽筆 | 江戸時代・安永7年(1778) | 個人蔵 | ||
| 治験録 | 2冊 | 曲直瀬道三筆 | 安土桃山時代・16世紀 | 個人蔵 | |||
| おすすめ | 尺壁帖 | 3帖 | 江戸時代・17～19世紀 | 池田成彬氏寄贈 B-2390 | 6帖のうち | ||
| 蘭亭序屏風 | 6曲1双 | 亀田鵬斎筆 | 江戸時代・文政7年(1824) | 個人蔵 | |||
| 書状 | 1幅 | 准如光昭筆 | 江戸時代・17世紀 | B-46 | |||
| 一行書「達磨元来観自在」 | 1幅 | 雲居希膺筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | |||
| 偈頌 | 1幅 | 江雪宗立筆 | 江戸時代・17世紀 | 内藤尭宝氏寄贈 B-2845 | |||
| 偈頌 | 1幅 | 一絲文守筆 | 江戸時代・17世紀 | B-3161 | |||
| 法語 | 2幅 | 豪潮寛海筆 | 江戸時代・19世紀 | 永松譲一氏寄贈 B-3055 | |||
| 三大字「萬々歳」 | 1幅 | 宙宝宗宇筆 | 江戸時代・18～19世紀 | 個人蔵 | |||
| 額字「松静」 | 1面 | 貫名菘翁筆 | 江戸時代・19世紀 | 水島篤子氏寄贈 B-2931 | |||
| 金棒図自画賛 | 1幅 | 慈雲飲光筆 | 江戸時代・18～19世紀 | 内藤尭宝氏寄贈 B-2847 |