仏教の美術 ―平安～室町
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本館 3室
2007年1月16日（火） ～ 2007年2月25日（日）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。とくに平安後期の仏教美術の遺品には、日本美術史上の古典期とも称しうる平安後期を代表する名品が数多く含まれます。鎌倉時代に入ると、仏教美術は鎌倉新仏教の興隆や禅宗の導入、あるいは新たな中国美術の影響などにともない題材、技法、様式の面で変化しますが、前代同様に優れた作品が盛んに制作されました。ここでは仏教美術の盛期である平安時代から鎌倉時代までの作品に、南北朝・室町時代の遺品を加えて展示します。／担当研究員：高橋裕次(日本書跡・歴史資料) 沖松健次郎（日本絵画） 加島勝(東洋工芸) 丸山士郎(日本彫刻)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 阿弥陀如来立像 | 1躯 | 永仙作 | 鎌倉時代・正嘉3年（1259） | 安田善次郎氏寄贈 C-508 | |||
| 仏涅槃図 | 1幅 | 平安時代・12世紀 | A-10599 | ||||
| 仏涅槃図 | 1幅 | 室町時代・15世紀 | A-748 | ||||
| 釈迦三尊十六羅漢像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-262 | ||||
| 五大尊像 | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-12064 | ||||
| 十六羅漢像(第九尊者) | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 京都・禅林寺蔵 | ||||
| 十六羅漢像(第十尊者) | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 京都・禅林寺蔵 | ||||
| 羅漢像 | 1幅 | 室町時代・15世紀 | A-173-7 | ||||
| 孔子像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-11967 | ||||
| 羅漢像 | 1幅 | 室町時代・15世紀 | A-173-8 | ||||
| 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡吉野町金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | |||
| 法然上人伝絵巻 巻第20 | 1巻 | 鎌倉時代・14世紀 | 奈良・当麻奥院蔵 | ||||
| 大般若経巻第二百二十一(安倍小水麿願経) | 1巻 | 平安時代・9世紀 | 大井才太郎氏寄贈 B-949 | ||||
| 大唐西域記 巻第四 | 1巻 | 平安時代・12世紀 | 愛知・七寺蔵 | 七寺一切経のうち | |||
| 仏説広義法門経 | 1巻 | 平安時代・12世紀 | 愛知・七寺蔵 | 七寺一切経のうち | |||
| 阿毘達磨大毘婆沙論 巻第百七十七 | 1巻 | 平安時代・12世紀 | 愛知・七寺蔵 | 七寺一切経のうち | |||
| 大乗大方等日蔵経巻第十(色定法師一筆一切経) | 1巻 | 鎌倉時代・文治4年(1188) | 個人蔵 | ||||
| おすすめ | 笠置切 | 1幅 | 万里小路宣房筆 | 鎌倉時代・14世紀 | B-12 | ||
| 足利尊氏願経 | 2帖 | 南北朝時代・文和3年(1354) | B-2505 | 5帖のうち | |||
| 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | ||||
| 金銅蓮華唐草文磬 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 京都・禅林寺蔵 | ||||
| 金銅瓶鎮柄香炉 | 1柄 | 平安時代・12世紀 | 大阪・金剛寺蔵 | ||||
| 銅志貴形水瓶 | 1口 | 室町時代・15世紀 | E-18918 | ||||
| 金銅仏餉鉢 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | E-19935 | ||||
| 金銅孔雀文磬 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | 内藤尭宝氏寄贈 E-19941 | ||||
| 金銅蓮華形磬 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-15271 |