仏教の美術 ―平安～室町
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本館 3室
2006年10月11日（水） ～ 2006年11月19日（日）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。とくに平安後期の仏教美術の遺品には、日本美術史上の古典期とも称しうる平安後期を代表する名品が数多く含まれます。鎌倉時代に入ると、仏教美術は鎌倉新仏教の興隆や禅宗の導入、あるいは新たな中国美術の影響などにともない題材、技法、様式の面で変化しますが、前代同様に優れた作品が盛んに制作されました。ここでは仏教美術の盛期である平安時代から鎌倉時代までの作品に、南北朝時代の遺品を加えて展示します。／担当研究員：高橋裕次(日本書跡・歴史資料) 沖松健次郎（日本絵画） 加島勝(東洋工芸) 丸山士郎(日本彫刻)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 愛染明王坐像 | 1躯 | 康円作 | 鎌倉時代・文永12年(1275) | 京都・神護寺蔵 | |||
| おすすめ | 金剛夜叉明王像 | 1幅 | 平安時代・12世紀 | 京都・醍醐寺蔵 | |||
| 文殊菩薩像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-869 | ||||
| 愛染明王像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 岡崎正也氏寄贈 A-10153 | ||||
| 愛染明王像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-12080 | ||||
| 愛染明王像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 岡田信一郎氏寄贈 A-1263 | ||||
| 愛染明王像 | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-768 | ||||
| 愛染曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 個人蔵 | ||||
| 毘沙門天図像 | 1幅 | 玄証本 | 平安時代・12世紀 | A-11724 | |||
| 春日鹿曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 個人蔵 | ||||
| 宝塔絵曼荼羅 | 1幅 | 室町時代・16世紀 | 広島・妙政寺 | ||||
| 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡吉野町金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | |||
| 地蔵縁起絵巻 | 1巻 | 鎌倉時代・14世紀 | A-27 | ||||
| 大方広仏華厳経 巻第三十六 | 1帖 | B-2056 | |||||
| 大般若経巻第四百三十(東大寺八幡経) | 1巻 | 鎌倉時代・寛喜元年(1229) | B-2053 | ||||
| 華厳十重唯識じょう鑑記 巻第五 | 1巻 | 凝然筆 | 鎌倉時代・正応5年(1292) | 個人蔵 | 3帖のうち | ||
| 三宝絵詞 | 1帖 | 鎌倉時代・文永10年(1273) | B-3046 | ||||
| 東大寺切 | 1幅 | 伝源俊頼筆 | 平安時代・12世紀 | B-2480 | |||
| 色紙華厳経 | 1巻 | 平安時代・12世紀 | B-2482 | ||||
| 色紙華厳経断簡(泉福寺経) | 1幅 | 平安時代・12世紀 | 筒井邦子氏寄贈 B-3216 | ||||
| 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | ||||
| 金銅蓮華唐草文磬 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 京都・禅林寺蔵 | ||||
| 金銅瓶鎮柄香炉 | 1柄 | 平安時代・12世紀 | 大阪・金剛寺蔵 | ||||
| 銅志貴形水瓶 | 1口 | 室町時代・15世紀 | E-18918 | ||||
| 金銅仏餉鉢 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | E-19935 | ||||
| 金銅孔雀文磬 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | 内藤尭宝氏寄贈 E-19941 | ||||
| 金銅蓮華形磬 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-15271 |