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2021年7月22日(木)の本館

『本館』の画像

本館(日本ギャラリー)2階は、縄文時代から江戸時代まで、時代を追って展示する「日本美術の流れ」。国宝や重要文化財などの名品でたどる「ほんもの」の美術史をお楽しみください。1階は彫刻、陶磁、刀剣など、ひとつの分野の作品をじっくりご覧いただける分野別展示と企画展示で構成されています。

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ミュージアムショップ

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2階 日本美術の流れ

 『日本美術のあけぼの―縄文・弥生・古墳』の画像 
1室  2021年7月6日(火) ~ 2021年12月25日(土)

日本美術をたどる導入として、主に仏教文化定着以前の縄文・弥生・古墳時代を代表する作品を展示します。縄文時代は土器や土偶、弥生時代は土器や銅鐸、古墳時代は埴輪や銅鏡などを展示し、それぞれの文化や時代の特徴を示します。

 『仏教の興隆―飛鳥・奈良』の画像 
1室  2021年7月6日(火) ~ 2021年8月15日(日)

6世紀半ば、欽明天皇の時代に百済から釈迦金銅仏、経論、幡がもたらされ、しばらくして百済から仏教寺院や 仏教美術に関わるさまざまな技術者が来日します。日本の文化は仏教の受容とともに飛躍的に進歩して、奈良時代には東大寺の大仏鋳造が国家的事業として営まれるまでに至ります。
興福寺中金堂の基壇下に鎮壇のため埋納された興福寺鎮壇具のほか、彫刻は官営工房作を代表する釈迦如来坐像などを展示します。 書跡は神護景雲2年(768)5月13日、称徳天皇が発願供養した一切経の中から「阿毘達磨順正理論」と、藍紙の「金光明最勝王経」の断簡を展示します。

 『国宝 平治物語絵巻 六波羅行幸巻』の画像 
2室  2021年7月13日(火) ~ 2021年8月1日(日)

平安時代末期の平治元年(1159)、政治の実権をめぐる藤原通憲(ふじわらのみちのり、信西(しんぜい))と藤原信頼(ふじわらののぶより)の争いが、平清盛(たいらのきよもり)と源義朝(みなもとのよしとも)の武力抗争に発展した平治の乱を描いた合戦絵巻です。
「平治物語絵巻」は現在、三条殿夜討巻(さんじょうどのようちのまき、ボストン美術館蔵)、信西巻(静嘉堂文庫美術館蔵)、そしてこの六波羅行幸巻の三巻と、断簡十数葉が残されています。六波羅行幸巻は、源氏方に幽閉された二条天皇(にじょうてんのう)が女房の姿で内裏をひそかに脱出し、清盛の六波羅邸へ迎え取られる場面を全四段に描きます。
菱形をはじめとする様々な群像で武士団をとらえる構図。均直な屋台線。表情豊かな登場人物たち。どこを見てもため息が出るようなその技量は、当時最高の絵師集団によってこの絵巻が作られたことを物語っています。
詞書を見てみると、随所に波打ったような文字が散見されます。この特徴的な「震え筆」は弘誓院教家(ぐぜいいんのりいえ、1194~1255)晩年の筆跡と考えられ、この絵巻の制作も13世紀半ば頃と想定されています。

 『仏教の美術―平安~室町』の画像 
3室  2021年7月6日(火) ~ 2021年8月15日(日)

仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。その内容は多岐にわたり、各時代ごとに特色ある作品が生み出されました。
絵画は重要文化財「准胝観音像」などの国指定品を中心に、書跡は華麗な装飾を施された法華経の数々を展示します。また、彫刻は平安時代後期の和様の特徴を表わす十一面観音菩薩立像を、金工は仏への薫香を盛る供養具である火舎香炉・柄香炉を展示します。

 『宮廷の美術―平安~室町』の画像 
3室  2021年7月6日(火) ~ 2021年8月15日(日)

平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界を紹介します。今回は、美しい日本の四季の景を描いた「日月山水図屏風」や手鑑「桃花水」などを紹介します。

 『禅と水墨画―鎌倉~室町』の画像 
3室  2021年7月6日(火) ~ 2021年8月15日(日)

鎌倉時代からはじまる禅宗の本格的な導入にともない、絵画では中国の宋・元の絵画の影響を受けて水墨画が成立します。また書の分野でも、中国禅僧の書の影響を受けて、日本禅僧による個性ゆたかで気魄に満ちた作風を示す墨跡が生まれました。ここでは鎌倉時代から室町時代の水墨画、墨跡等を展示します。絵画では、足利将軍家に仕えた周文や弟子たちの作品を紹介し、書跡では、東シナ海を往来した日中の高僧の墨蹟を展示します。

 『茶の美術』の画像 
4室  2021年7月20日(火) ~ 2021年10月3日(日)

日本の伝統文化を代表する茶の湯のなかで生まれた美術を紹介します。今回の展示は、金森宗和、杉木普斎、久田宗全にまつわる作品から、17世紀から18世紀初頭の茶の湯道具を想定して取り合わせました。また、夏から初秋にふさわしい涼しげな懐石の器を展示します。

 『武士の装い―平安~江戸』の画像 
5室・6室  2021年7月6日(火) ~ 2021年9月26日(日)

鎌倉時代から江戸時代の武士が用いた、刀剣、刀装、甲冑、馬具、装束、肖像画や書状などを紹介します。甲冑は、徳川四天王のひとり、榊原康政が家康より拝領した「紺糸威南蛮胴具足」をはじめ、胴丸、腹巻、当世具足など、各種の甲冑を展示します。刀剣は、安土桃山時代から江戸時代前期の武将の遠山友政が用いたと伝える、現存するものが少ない半太刀大小など、さまざまな時代に用いられた各種の刀装を展示します。

 『屏風と襖絵―安土桃山~江戸』の画像 
7室  2021年7月13日(火) ~ 2021年8月22日(日)

室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。今回は、「歌舞伎遊楽図屏風」や「洛中洛外図屏風」をはじめとする作品で、当時の暮らしや芸能を描いた近世初期風俗画の世界を紹介します。

 『暮らしの調度―安土桃山・江戸』の画像 
8室  2021年7月20日(火) ~ 2021年10月3日(日)

安土桃山から江戸時代にかけて、人々の身の回りを飾ってきたさまざまな調度類を展示します。夏の装いから名月に秋草など秋の風物を意匠とする品々を通じて、往時の人々の暮らしぶりを身近に感じてください。

 『書画の展開―安土桃山~江戸』の画像 
8室  2021年7月13日(火) ~ 2021年8月22日(日)

安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙・呉春を祖とする円山派・四条派、若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。
書は、江戸時代初期の三筆(信尹・光悦・昭乗)が新しい書風を打ち立て、黄檗の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。永く太平が続いた江戸時代は、私塾や寺子屋や藩校などを通じて、多くの人々が書法とともに文字を身につけ、筆墨や印刷による文字文化を広範に享受できた時代でした。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。
今回、絵画は暑い時期に展示室で涼を感じることができるよう、水に関わるモチーフを描いた絵画を中心に展示するとともに、伊藤若冲の「玄圃瑤華」を、書跡は、幕末の唐様の書に重点をおいて作品を展示します。

 『能と歌舞伎 能装束の華「唐織」』の画像 
9室  2021年6月29日(火) ~ 2021年8月22日(日)

女性役を主人公とする鬘物のシテ(女性の主人公)が中心の表着に着用する唐織は、もともと、室町時代後期に日本で独自に織られるようになった縫取織の一種です。当館が所蔵する安土桃山時代から江戸時代にかけての唐織を展示し、女性役の衣装に特徴的な色と模様の世界を紹介します。

 『浮世絵と衣装―江戸(衣装)』の画像 
10室  2021年6月29日(火) ~ 2021年8月22日(日)

江戸時代の小袖・振袖・打掛のほか、帯や櫛・笄・簪など、町方の女性たちのトータルファッションを展示します。同じ部屋に展示される浮世絵の美人画と見比べながら、江戸時代のファッションの流行にイメージを膨らませてみてください。
夏の季節に合わせ、麻の単仕立の帷子、絹の単仕立の単衣、ガラス製の櫛・笄・簪などを、また、男性のおしゃれ小物である印籠・根付も展示します。

 『浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)』の画像 
10室  2021年7月6日(火) ~ 2021年8月1日(日)

江戸時代の庶民の姿を描いた浮世絵は、江戸時代初期には絵師自身の手になる肉筆画のみでしたが、後には大量生産が可能な版画が生み出され、さらに彫りと摺りに工夫を凝らして多色摺りの錦絵が誕生しました。渓斎英泉と歌川広重の合作になる「木曾街道六十九次之内」シリーズは、日本橋から大津までの70枚の揃いで、広重の「東海道五拾三次之内」と並んで街道物を代表する浮世絵版画の優品として知られます。この全揃いを2回に分け、今回は旅の後半薮原から大津までの35枚を展示します。

2階 便殿

 『便殿(旧貴賓室)』の画像 
 2021年4月1日(木) ~ 2022年3月31日(木)

現在の本館が昭和13年に東京帝室博物館の本館として開館したときに貴賓室として造られ、天皇はじめ皇族方がお出でになられたときのご休憩所として使われました。
帝室博物館から国立博物館となった今日では、皇族方だけではなく、国賓や公賓など国の大事なお客様の休憩室として利用されることもあります。

※室内には入れません

2階 企画展示

 『根付 高円宮コレクション』の画像 
高円宮コレクション室  2021年7月20日(火) ~ 2021年10月3日(日)

故高円宮殿下が妃殿下とともに蒐集された、現代根付を展示します。現代根付には象牙や黄楊などの伝統的な素材の他にさまざまな材料が用いられており、一つ一つに斬新な創意と工夫が凝らされています。主だった作家や素材を網羅する殿下のコレクションを公開し、現代根付の多様なすがたを紹介します。

 『平安時代の名筆―髙木聖鶴氏旧蔵品より―』の画像 
特別1室  2021年7月20日(火) ~ 2021年9月26日(日)

仮名の書家で文化功労者、文化勲章受章者であった髙木聖鶴氏(1923~2017)は、学書のために平安時代の古筆切を中心に収集していました。それらの日本の書を、生前は数回にわたって当館に寄贈され、さらに令和2年度(2020年度)には、ご遺志にもとづき約30点もの書を寄贈していただきました。今回は、それらの髙木聖鶴氏旧蔵コレクションより、優品の多い平安時代の名筆をまとめて紹介します。

1階 体験型展示スペース

 『日本美術のとびら』の画像 
特別3室  2021年6月22日(火) ~ 2022年3月31日(木)

「日本美術のとびら」はトーハクに来たお客さまに、いちばん初めに訪れていただきたい展示室です。「とびら」のむこうに広がる展示室で、もっと文化財が身近になるように3つのコーナーを作りました。どのコーナーでも、見て、体験することで、人から人へ受け継がれてきた文化財のすばらしさを体感できます。

1階 ジャンル別展示

 『彫刻』の画像 
11室  2021年5月11日(火) ~ 2021年8月29日(日)

日本では、古来より山や岩などの神の降りる場をご神体としてあがめてきましたが、神の姿をかたちにあらわすことはありませんでした。仏教の伝来以降、奈良時代ごろに神仏関係の接近がみられ、仏像の影響を受けて神像が造られるようになしました。本館特別5室で開催される特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」には、奈良・三輪山を神の依り代とする信仰に関する作品が展示されます。この部屋では、日本の神への信仰と仏教との関係を示す神像、獅子・狛犬などの彫刻をご覧いただきます。

 『漆工』の画像 
12室  2021年6月1日(火) ~ 2021年8月29日(日)

平安時代から江戸時代に至る各時代の漆工作品を紹介します。日本で独自の発展をとげた漆芸技法「蒔絵」を中心に、その歴史をたどるとともに、漆芸の多彩な姿をお楽しみください。中世蒔絵の洗練を示す「塩山蒔絵硯箱」をはじめ、江戸時代後期に陶片など多彩な材料を用いて漆芸に写実的な質感をもたらした「鸚鵡蒔絵硯箱」など各時代を代表する名品のほか、16世紀に海外との交流を通じて登場した南蛮・紅毛漆器を集めて展示します。

 『金工』の画像 
13室  2021年6月22日(火) ~ 2021年9月12日(日)

江戸時代18世紀、世情が安定し経済活動が活発化すると、芸術文化や学術研究がいっそう成熟、深化しました。それは金工の技法と表現にも影響を与え、多彩な主題・形態の文房調度類が数多く制作されました。そこでは用途・機能一辺倒でなく、鑑賞性の高い巧緻な造形表現への志向が顕著です。本展示では錺(かざり)、打出、鋳造、彫金などの金工技法による簪、香炉、水滴、自在置物などを展示し、その精緻かつ高度な造形表現を紹介します。

 『刀剣』の画像 
13室  2021年5月25日(火) ~ 2021年8月15日(日)

中世に栄えた備前鍛冶の初期の刀工 古備前友成による太刀、鎌倉時代の京都粟田口派の刀工、吉光による名物「厚藤四郎」など、平安時代から江戸時代に至る、各国・各流派の刀剣16口を展示します。刀装具は、梅雨入りから夏の展示期間に合わせて、雨、柳、蟹など季節と涼を感じさせるモチーフの作品を多く展示します。

 『陶磁』の画像 
13室  2021年5月11日(火) ~ 2021年8月15日(日)

奈良時代から江戸時代までの日本陶磁史を紹介します。古代・中世、茶陶、京焼、伊万里と時代の流れに従いながら産地や様式で分類し、美濃焼の織部、樂歴代の作品、ヨーロッパで好まれた伊万里焼の柿右衛門作品をそれぞれ展示します。

 『岐阜県関市・春日神社の能狂言面』の画像 
14室  2021年7月20日(火) ~ 2021年9月26日(日)

岐阜県関市の春日神社は関鍛冶七流と呼ばれた刀鍛冶の守護神として信仰を集めました。同社には、能狂言面と古楽面あわせて61面が伝来し、その多くが室町から安土桃山時代の作と見られる貴重な作品群で、平成22年に重要文化財に指定されています。この特集では、その全貌をご覧いただきます。

 『歴史の記録』の画像 
15室  2021年6月8日(火) ~ 2021年8月1日(日)

東京国立博物館は、美術作品や考古資料だけでなく、歴史や民族に関する資料や作品も多く所蔵しています。またかつては自然科学に関する標本も収集・保管していたように、古今東西の博物資料を収集することが博物館の使命でした。こうした積極的な資料収集の考え方のもと、「歴史を語る」資料として、絵図・地図、古文書・古書、拓本や模写、写真などが集められ一大コレクションを形成しています。
2021年度の15室はこれらの資料から、伊能忠敬測量による日本沿海輿地図(中図)、各種の博物図譜、五海道分間延絵図のうち基幹街道である五街道、古写真を展示し、19世紀日本の社会、文化、交通、景観などを紹介します。
今回の展示では、日本沿海輿地図から北海道西部、博物図譜から魚譜図、五海道分間延絵図から日光道中分間延絵図(千住宿~)、古写真からは明治初年に横山松三郎が撮影した日光の写真を紹介します。

 『アイヌと琉球 アイヌの暮らし&琉球の工芸』の画像 
16室  2021年6月22日(火) ~ 2021年9月12日(日)

南北に長く連なる日本列島は多様な自然環境のもと、さまざまな文化を育んできました。ここでは北の文化の代表として、アイヌの人びとが日々の暮らしの中で用いた狩猟や漁撈(ぎょろう)、農業など生産に関わる道具を展示し、その生活を紹介します。
あわせて南の文化の代表として、中国や日本そして朝鮮半島や東南アジアと交易を行うなかで独特な文化をつくりあげた琉球王国の工芸品のうち、漆工と染織を紹介します。

 『保存と修理』の画像 
保存と修理
17室  2021年2月2日(火) ~ 2022年3月31日(木)

文化財の保存と公開を両立し未来へと伝えるためには、様々な保存修復事業の継続が必要です。この展示室では展示や収蔵の環境整備、状態調査と分析、傷んだ作品への修理といった3つのテーマによる当館での取り組みについてご紹介します。

>>展示の詳細

 『近代の美術』の画像 
18室  2021年5月11日(火) ~ 2021年8月1日(日)

明治・大正の絵画や彫刻、工芸を中心に展示します。明治5年(1872)の文部省博覧会を創立・開館のときとする当館は、万国博覧会への出品作や帝室技芸員の作品、岡倉天心が在籍していた関係から日本美術院の作家の代表作など、日本美術の近代化を考える上で重要な意味を持つ作品を数多く所蔵しています。これらによって明治、大正、そして昭和の戦前にかけての日本近代の美術を概観します。
日本画は、前半はシカゴ・コロンブス世界博覧会出品作品を中心にした明治期の作品を、後半は水景色を中心に夏の清涼な風情を感じさせる作品を展示します。洋画は、明治から大正期における女性像の展開の様相を示す作品を展示します。彫刻は、日本の木彫に西洋の写実主義の技法が取り入れられ、作風的にも主題的にも次第に近代化を遂げていく様子について、高村光雲、光太郎親子の作品を中心に紹介します。工芸は、シカゴ・コロンブス世界博覧会出品作品を中心に紹介します。

1階 特別展

 『特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」』の画像 
特別5室  2021年6月22日(火) ~ 2021年9月12日(日)

仏教伝来以前の古い日本では、神は山、滝、岩や樹木等に宿ると信じられ、本殿などの建築や、神の像はつくらず、自然のままの依り代を拝んでいました。その形が現在まで続いているのが三輪山を御神体とする大神神社(おおみわじんじゃ)です。その後、国家的に仏教を興隆した奈良時代には神仏関係の接近が見られ、神に密接にかかわる寺がつくられました。大神神社にも大神寺(鎌倉時代以降は大御輪寺)が造られ、仏像が安置されました。幕末、新政府により神仏分離令が発せられると、廃仏毀釈の危機にさらされますが、大御輪寺の仏像は、同寺の住職や周辺の人々の手によって、近傍の寺院に移され、今日に至ります。
本展では、かつて大神寺にあった国宝 十一面観音菩薩立像(聖林寺蔵)、国宝 地蔵菩薩立像(法隆寺蔵)などの仏像と、仏教伝来以前の日本の自然信仰を示す三輪山禁足地の出土品などを展示します。国宝 十一面観音菩薩立像が奈良県から出るのは初めてのことです。その比類ない美しさをこの機会にぜひご覧ください。

 

1階 企画展示

 『「まるごと体験!日本の文化 リターンズ」』の画像 
親と子のギャラリー  「まるごと体験!日本の文化 リターンズ」
特別4室  2021年7月20日(火) ~ 2021年9月5日(日)

東京国立博物館、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会は、ファミリー向け企画・親と子のギャラリー「まるごと体験!日本の文化 リターンズ」を開催します。2021年1月~2月に開催しご好評いただいた企画、親と子のギャラリー「まるごと体験!日本の文化」が夏休みに帰ってきます。本展は、東京国立博物館のコレクションの中から「浮世絵」「うるし」「きもの」「よろい」の4つをテーマに取り上げた、デジタルコンテンツやぬりえなどの体験型展示です。各コンテンツの体験により、日本の美術や文化をより深く楽しむことができます。

親と子のギャラリー「まるごと体験!日本の文化 リターンズ」ページに移動

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