日本文化との出会い「外国人のための浮世絵摺り実演」(英語実施)
- 日程
- 2019年1月26日(土)
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時間
- (1) 11:00~ (2) 14:00~ ※開場は開演の30分前。各回内容は同じ。1時間程度。
- 会場
- 本館-地下 みどりのライオン (教育普及スペース)
- 参加方法
- 当日、各開演時間の1時間前(10:00、13:00)より本館1階エントランスにて整理券を配布します。
- 定員
- 各回80名(先着順、立ち見席含む)
- 参加費
- 無料(ただし、高校生を除く18歳以上70歳未満の方は当日の入館料が必要)
- 協力
- 公益財団法人アダチ伝統木版技術保存財団
- お問合せ
- 東京国立博物館 教育普及室
TEL:03-3822-1111(代)
過去の実演の様子
「The Great Wave」として世界的に有名な、葛飾北斎(1760~1849)の「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」。この浮世絵は肉筆画ではなく多色刷りの木版画です。絵師である北斎が下絵を描き、それをもとに版を彫る彫り師、版から紙に絵を摺る摺り師といった職人達の高い技術によって完成しました。この驚くほど精巧な技術は、現在まで日本で受け継がれています。今回は、普段なかなか見ることのできない浮世絵の製作過程のうち、摺りの部分をご覧いただけます。
※このイベントは主に訪日外国人観光客の方々にお楽しみいただくために、基礎的な内容を中心に、英語で解説する実演です。
実演:(公益財団法人)アダチ伝統木版画技術保存財団
冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏
江戸時代・19世紀
葛飾北斎が富士山を描いた、46枚シリーズの浮世絵のうちの1枚です。神奈川宿(現在の横浜市)の沖あい、つまり海の上から富士山を遠くに見た風景です。波がつくった大きなカーブの向こうに富士山が小さく描かれ、波の大きさが強調されています。