Language
庭園の桜、名品の桜 トーハクで世界一贅沢なお花見を 「博物館でお花見を」は、春の庭園開放(2014年3月8日(土)~4月13日(日))の時期に合わせた恒例企画です。幾種類もの桜が次々に咲き誇る庭園と、桜に彩られた絵画、陶磁、漆工芸などの名品の数々。日本美術の殿堂で、世界一贅沢なお花見をお楽しみください。 庭園の桜は種類が豊富! 可憐なカワヅザクラ、枝垂れが見事なエドヒガン、フリルのような花びらがかわいいヤエベニヒガン、白い花をつけるオオシマザクラなど、10 種類以上の桜が次々に花を咲かせるさまはまさに圧巻です。最近では、外国人観光客向けのツアーの経路に、トーハクの庭園が組み込まれることが多くなってきました。
名宝で楽しむお花見はトーハクだけ!雨が降っても楽しめます 総合文化展では、桜にちなんだ名品を展示しています。雨が降っても、展示室でとっておきのお花見をご堪能いただけます。喧騒を離れ、ゆったりと作品鑑賞をお楽しみください。 イベントもりだくさん!桜の楽しみ方がひろがります 作品解説、ワークショップ、セミナー、句会、コンサートなどの関連事業を行います。また、期間中には「さくらスタンプラリー」を実施します。桜をモチーフにした作品を巡りながら、スタンプラリーをお楽しみいただけます。
源氏物語絵合・胡蝶図屏風のうち胡蝶図(部分) 狩野晴川院〈養信〉筆 江戸時代・19 世紀 本館8 室(2月25日(火)~4月20日(日)) 「源氏物語」のなかから、桜の季節を題材とした「絵合」帖を右隻に、「胡蝶」帖を左隻に選んで大きく描いています。 「絵合」は、うららかな春の日に梅壺女御(うめつぼのにょうご)と弘徽殿女御(こきでんのにょうご)が冷泉帝の御前で絵合を競う場面。「胡蝶」は、秋好中宮(あきこのむちゅうぐう、梅壺女御)の春の仏事に、蝶の装束をした女童が、紫の上の贈った閼あ伽か棚だなに供える花を持って来た場面です。金箔砂子を贅沢に使って鮮やかに彩られた屏風には、桜の花びらが舞い、華やかな王朝物語の世界が展開しています。 描いたのは、江戸城障壁画制作でも活躍した木挽町(こびきちょう)狩野家第9代当主狩野養信。文政2年(1819)法眼の位につき、天保5年(1834)法印に昇り、晴川院と号しました。古画学習と、写生による堅実で華やかな画風を特徴とし、天保期の江戸城障壁画制作の総帥としても活躍、幕末狩野派で組織的にも作風的にも突出した優れた画家です。落款に「法眼」と記されていることから、本作は文政2年(1819)から天保5年(1834)の間に描かれたことがわかります。
このほかにも桜の作品が数多く展示されています。桜めぐりのページをご覧ください。 本館日本ギャラリー 桜めぐり
期間中、桜の作品をめぐるスタンプラリーを開催します。 館内にて配布の「博物館でお花見を」のチラシのスタンプ欄に、本館展示室の5つのポイントでスタンプを押してください。5つ揃ったらオリジナル缶バッジをプレゼント! 缶バッジの引き換えは、10:00~閉館まで本館玄関にて行います。
開こうとする蕾、満開の咲き誇り、散り行く花。 こうしたさまざまな桜の姿を、トーハクでは庭園だけでなく、展示室の作品のなかにもご覧いただけます。 トーハクの桜を観てあなたの心に咲いた桜を、五七五のリズムにのせて俳句を詠んでみませんか。 一句できたら、期間中、庭園(応挙館)や本館1階エントランス、平成館ラウンジに設置される「投句ポスト」に投句してください。 入選作品の発表はこちら
期間中は特別バージョンとして、桜にちなんだ作品や館内の桜などをご案内します。
庭園の桜、名品の桜
トーハクで世界一贅沢なお花見を
「博物館でお花見を」は、春の庭園開放(2014年3月8日(土)~4月13日(日))の時期に合わせた恒例企画です。幾種類もの桜が次々に咲き誇る庭園と、桜に彩られた絵画、陶磁、漆工芸などの名品の数々。日本美術の殿堂で、世界一贅沢なお花見をお楽しみください。
庭園の桜は種類が豊富!
可憐なカワヅザクラ、枝垂れが見事なエドヒガン、フリルのような花びらがかわいいヤエベニヒガン、白い花をつけるオオシマザクラなど、10 種類以上の桜が次々に花を咲かせるさまはまさに圧巻です。最近では、外国人観光客向けのツアーの経路に、トーハクの庭園が組み込まれることが多くなってきました。
名宝で楽しむお花見はトーハクだけ!雨が降っても楽しめます
総合文化展では、桜にちなんだ名品を展示しています。雨が降っても、展示室でとっておきのお花見をご堪能いただけます。喧騒を離れ、ゆったりと作品鑑賞をお楽しみください。
イベントもりだくさん!桜の楽しみ方がひろがります
作品解説、ワークショップ、セミナー、句会、コンサートなどの関連事業を行います。また、期間中には「さくらスタンプラリー」を実施します。桜をモチーフにした作品を巡りながら、スタンプラリーをお楽しみいただけます。
サクラサク名品
今年の目玉は王朝物語の世界「源氏物語絵合・胡蝶図屏風」
源氏物語絵合・胡蝶図屏風のうち胡蝶図(部分)
狩野晴川院〈養信〉筆 江戸時代・19 世紀
本館8 室(2月25日(火)~4月20日(日))
「源氏物語」のなかから、桜の季節を題材とした「絵合」帖を右隻に、「胡蝶」帖を左隻に選んで大きく描いています。
「絵合」は、うららかな春の日に梅壺女御(うめつぼのにょうご)と弘徽殿女御(こきでんのにょうご)が冷泉帝の御前で絵合を競う場面。「胡蝶」は、秋好中宮(あきこのむちゅうぐう、梅壺女御)の春の仏事に、蝶の装束をした女童が、紫の上の贈った閼あ伽か棚だなに供える花を持って来た場面です。金箔砂子を贅沢に使って鮮やかに彩られた屏風には、桜の花びらが舞い、華やかな王朝物語の世界が展開しています。
描いたのは、江戸城障壁画制作でも活躍した木挽町(こびきちょう)狩野家第9代当主狩野養信。文政2年(1819)法眼の位につき、天保5年(1834)法印に昇り、晴川院と号しました。古画学習と、写生による堅実で華やかな画風を特徴とし、天保期の江戸城障壁画制作の総帥としても活躍、幕末狩野派で組織的にも作風的にも突出した優れた画家です。落款に「法眼」と記されていることから、本作は文政2年(1819)から天保5年(1834)の間に描かれたことがわかります。
展示室に咲く桜 主な作品
住吉具慶筆 江戸時代・17世紀
西脇健治氏寄贈
本館8室 2月25日(火)~4月20日(日)
仁阿弥道八作 江戸時代・19世紀
本館13室
3月4日(火)~5月25日(日)
江戸時代・19世紀
本館10室 2月25日(火)~4月20日(日)
このほかにも桜の作品が数多く展示されています。桜めぐりのページをご覧ください。
本館日本ギャラリー 桜めぐり
さくらスタンプラリー開催
期間中、桜の作品をめぐるスタンプラリーを開催します。
館内にて配布の「博物館でお花見を」のチラシのスタンプ欄に、本館展示室の5つのポイントでスタンプを押してください。5つ揃ったらオリジナル缶バッジをプレゼント!
缶バッジの引き換えは、10:00~閉館まで本館玄関にて行います。
東博句会「花見で一句」
開こうとする蕾、満開の咲き誇り、散り行く花。
こうしたさまざまな桜の姿を、トーハクでは庭園だけでなく、展示室の作品のなかにもご覧いただけます。
トーハクの桜を観てあなたの心に咲いた桜を、五七五のリズムにのせて俳句を詠んでみませんか。
一句できたら、期間中、庭園(応挙館)や本館1階エントランス、平成館ラウンジに設置される「投句ポスト」に投句してください。
入選作品の発表はこちら
ボランティアによるガイドツアー
期間中は特別バージョンとして、桜にちなんだ作品や館内の桜などをご案内します。
建物と見ごろの桜をご案内
4月1日(火) 各回11:00~
サクラ材で造られた仏像などをご案内
3月23日(日)11:00~
桜にちなんだ陶磁作品をご案内
各回14:30~
たんけんマップを使いながら作品をご案内
本館北側庭園の桜とお茶室をご案内
各回14:00~(※)
構内の見ごろの桜をご案内
各回13:30~
本館2階の桜にちなんだ作品をご案内
各回14:00~
桜にちなんだ作品を英語でご案内
各回14:00~
本館10室で桜にちなんだ浮世絵作品をご案内
各回14:00~
(※)整理券は各回開始の30分前から集合場所にて配布。各回先着20名。参加費無料。
*屋外で実施するガイドツアーは、雨天の場合は中止することがあります。
その他のイベントの詳細は、下記の関連事業欄をご覧ください。