東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森2014―
ミュージアム・コンサート 東博でバッハ vol.21 ウェン=シン・ヤン(チェロ)
- 日程
- 2014年4月10日(木)
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時間
- 19:00開演(18:30開場 )
- 会場
- 法隆寺宝物館-エントランス
- 出演
- ウェン=シン・ヤン(チェロ)
- 曲目
- J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
ライマン:ソロI(1981)
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008
ライマン:ソロII(2002)
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
- 料金
- 3,500円(全席自由)
- 主催
- 東京・春・音楽祭実行委員会
- 共催
- 東京国立博物館
- お問合せ
- 東京・春・音楽祭実行委員会:03-3296-0600
- チケットのお求め方法
- Tokyo-HARUSAI オンライン・チケットサービス
http://www.tokyo-harusai.com/ticket/index.html (パソコン)
http://m.tokyo-harusai.com/ (携帯電話)
また、お電話でのお申し込みは東京文化会館チケットサービス(電話:03-5685-0650)ほか、各種プレイガイドにて販売
※車椅子席については、東京・春・音楽祭実行委員会(電話:03-3296-0600)までお問い合わせください。
※やむを得ぬ事情により内容に変更が生じる場合がございますが、出演者・曲目変更による払い戻しはいたしませんので、あらかじめご了承願います。
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※お車でのご来館はご遠慮ください。(車椅子ご利用の方は除きます。)
2009年にスタートしたシリーズ、「ミュージアム・コンサート 東博でバッハ」をお届けします。
東京国立博物館で春の喜びを!!
詳細・お申込みは、東京・春・音楽祭のホームページをご覧ください。
出演者プロフィール
チェロ:ウェン=シン・ヤン Wen-Sinn Yang
1965年スイス・ベルン生まれのウェン=シン・ヤンは両親が台湾人である。チューリッヒでクロード・スターク、ベルリンのウルフガング・ベッチャーに師事、マスタークラスをヤーノシュ・シュタルケル、ダーヴィド・ゲリンガスに師事。24歳にして、バイエルン放送交響楽団の首席チェロ奏者となる。
1991年、ヤンはジュネーブ国際音楽コンクールで優勝。それ以来、ヨーロッパ、台湾、日本において、ロリン・マゼール、サー・コリン・デイビス、ウルフガング・サヴァリッシュ、セミヨン・ビシコフ、ユーリ・テミルカーノフ、マリス・ヤンソンス等の世界的な指揮者と共演している。また、サン・モーリッツ、ダヴォス、ビエル、ドレスデン等のフェスティバルにもしばしば招待されている。
ヤンは、ロリン・マゼールの指揮の下、バイエルン放送交響楽団のソリストとしてたびたび共演している。楽団のムジカ・ビバ・コンサート・シリーズの50周年を記念し、ヤンはマゼール作曲の「チェロとオーケストラのための協奏曲」のヨーロッパ初演を果たした。さらに、イタリア、スペイン、アトランタのカルチャー・オリンピアードのオープニング・コンサートにも出演している。97年には台北においてフアン=ロン・パン作曲のチェロ協奏曲、ミュンヘンにおいてケビン・ヴォランス作曲のチェロ協奏曲を世界初演した。
ヤンはまた教師としても高い評判を得ている。1995~97年にかけて、ザールブリュッケン音楽院で教鞭をとり、2004年10月からはミュンヘン音楽大学の教授を務めている。また、現在でもドイツ、イタリア、スイス等でチェロのマスタークラスを数多く受け持っている。
ヤンの広大なレパートリーは多くがCDに収録されている。20以上もCD収録があり、ハイドン、シューマン、チャイコフスキー(ロココ・ヴァリエーション)のチェロ協奏曲が含まれる。ARTSミュージック・レーベルでは、高度な24バイト/96kHzテクノロジーを利用して、ルイジ・ボッケリーニの4つの協奏曲をCDとDVDオーディオに収録している。2004年、ARTSミュージックでは、ドヴォルザーク作曲のチェロとオーケストラのための協奏作品全曲のCDを発売している。さらに、ヤンはバイエルン放送TVとのコラボレーションで、アートハウス・ミュージック・レーベルからJ.S.バッハのソロ組曲のCD/DVDを製作した。
2005年、大阪と東京において佐渡裕指揮/スーパー・ワールド・オーケストラとソリストとして共演、2008年には外山雄三指揮/NHK交響楽団と共演した他、初のリサイタル・ツアーを行った。また2009年来日時は東京交響楽団との共演のほか、N響のチェリスト3名とチェロ・カルテットとしてリサイタルを行い好評を得た。2011年にはダニエル・ハーディング指揮/新日本フィルとエルガーの協奏曲を、日本センチュリー響とは小泉和裕指揮のもとショスタコーヴィチの第1番を共演した。また、2006年夏からはアフィニス・フェスティバルの講師として度々招かれている。