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過去のイベント


博物館でお花見を

「博物館でお花見を」バナー。展示室でも、庭園でも、満開の桜が待っています。

東博で楽しむ特別なお花見

東京国立博物館は、今年も春の恒例企画「博物館でお花見を」を実施します。

本館の各展示室では、絵画、陶磁器、きもの、工芸など、桜をモチーフにした日本美術の名品をご覧いただけます。また、本館北側に広がる庭園では、開花時期の異なる約10種類の桜を堪能いただけます。その他にもさまざまなイベントも開催します。
展示室で美術品、庭で本物の桜の両方を楽しめる当館ならではの、特別なお花見をお楽しみください。

 

次のリンクよりメインビジュアルのPDFをご覧いただけます。

「博物館でお花見を」のメインビジュアルをダウンロードする6.5MB)

本館で桜めぐり

主に日本美術を展示する本館の各展示室では、「犬追物図屛風」など春の風景を描いた絵画や、「金龍山桜花見」など花見を楽しむ人々を描く浮世絵、また桜をモチーフにした陶磁器や染織など、さまざまな工芸作品をご覧いただけます。
該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。

主な展示作品

(注)作品はすべて東京国立博物館蔵

 

3月12日(火)~6月2日(日)   
  本館12室にて展示
桜蒔絵十種香箱(さくらまきえじっしゅこうばこ)
江戸時代・19世紀 吉田富子氏寄贈
香道の遊びに使う道具を二段重ねの箱に収めています。
全体は黒漆塗で、桜の花と花弁の文様を金・銀・朱の蒔絵に金貝(かなかい)を交えて描き、様々な花の形と豊富な色使いであでやかです。
(右隻)
2月20日(火)~4月7日(日)   
  本館7室にて展示
犬追物図屛風(いぬおうものずびょうぶ)
筆者不詳 江戸時代・17世紀
犬追物とは弓術の作法をみがく伝統競技です。見物をしている老若男女が桜の下で思い思いに 楽しんでおり、たいへんな賑わいを見せています。
(3枚続)
3月12日(火)~4月14日(日)   
  本館10室にて展示
金龍山桜花見(きんりゅうざんさくらはなみ)
鳥文斎栄之筆 江戸時代・18世紀
桜の名所である浅草で、花見をする女性たちを描いた浮世絵です。遠景には浅草寺の本堂と五重塔がみえます。
3月5日(火)~4月21日(日)   
  本館10室にて展示
振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様(ふりそで そめわけちりめんじしだれざくらきくたんざくもよう)
江戸時代・18世紀
枝垂桜が肩にかかる模様を友禅染で表します。上下にわけるスタイルは江戸時代中期に流行しました。
3月12日(火)~4月14日(日)   
  本館10室にて展示
桜下婦女図(おうかふじょず)
川又常行筆 江戸時代・18世紀
ひらひらと舞い散る桜の花びらをながめる女性。肉筆画を専門とした浮世絵師・川又常行らしい繊細な一図です。
3月12日(火)~6月2日(日)  
  本館13室にて展示
色絵枝垂桜図皿(いろえしだれざくらずさら)
鍋島 江戸時代・18世紀 米田實氏・千惠子氏寄贈
枝垂桜を描いた鍋島焼の組皿で夜桜が表現されています。高度で洗練されたデザインが追究された盛期鍋島の優品です。
3月5日(火)~4月21日(日)   
  本館10室にて展示
袱紗 紫地鶏桜火焔太鼓模様綴織(ふくさ むらさきじにわとりさくらかえんだいこもようつづれおり)
江戸時代・19世紀
江戸時代、長寿のお祝いや結婚、出産といったおめでたい日に、贈答の品に覆い被せて贈られました。表地には、諫鼓鳥(かんこどり)が織り表されています。
2月6日(火)~4月21日(日)  
  本館8室にて展示
瓢形酒入(ひさごがたさけいれ)
船田一琴作 江戸時代・天保14年(1843)
素銅(すあか)と銀・銅の合金を継ぎ合わせてつくられたお酒の容器です。上部には雲間にのぞく月を銀象嵌(ぎんぞうがん)し、下部に鍍金の桜花が嵌(は)めこまれています。

桜イベント

桜イベントは、すべて事前申込不要、参加無料です。(ただし、当日の入館料が必要です。)

ボランティアによるガイドツアー・スライドトーク


たてもの散歩ツアーの様子

ボランティアによるガイドツアーは、「博物館でお花見を」の期間中、桜に関するお話を加えたスペシャルバージョンになります。

構内の樹木をご紹介する「樹木ツアー」では、桜や桜にまつわるエピソードを、桜を見ながらお話しします。 当館の建築を見る「たてもの散歩ツアー」、建物や展示室の概要を英語でご紹介する「英語ガイド」、法隆寺献納宝物の魅力をお伝えする「法隆寺宝物館ガイド」でも、構内の桜についてお話しします。

スライドトークでは、ボランティアがスライドを使って作品の魅力をお伝えします。「博物館でお花見を」の期間中、一部のスライドトークでは、桜や花に関わる作品も紹介する予定です。

ボランティアによるガイドツアーやスライドトークなどの日時、詳細はガイドツアーページでご確認ください。

(注)天候等により、内容は変更になることがあります。

ガイドツアーページへ移動

「春らんまん 桜ぬりえ」


ぬりえ体験のイメージ

桜をテーマにした当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいや表現にも注目してみてください。

日時

3月22日(金)、23日(土)、24日(日)
11時00分~15時00分(受付終了14時30分)

会場 本館1階 19室
  • (注)会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了。

お花見ヨガ in 法隆寺宝物館

2024年3月26日(火)にどなたでもお気軽にご参加いただける「お花見ヨガ」を実施します。
桜を見ながら、ヨガで心も体もリフレッシュしませんか。
会場では、ヨガマットを使ったヨガや椅子ヨガなど、お好きなスタイルのヨガを気軽にお楽しみいただけます。詳細はイベントページでご確認ください。

お花見ヨガ in 法隆寺宝物館 イベントページへ移動

お花見ヨガ2023の様子

東博句会「花見で一句」

桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?
3月19日(火)~4月7日(日)の期間中、桜の俳句を募集します。詠んだ俳句は、投句ポストに入れてください。
投句ポストは、本館1階ラウンジに設置しています。
入選作品は当館ウェブサイトにて発表、入選者には記念品を贈呈します。


投句ポスト

庭園散策について

春の本館北側庭園の様子

庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類の桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむこともできます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。

開放時間:
9時30分~17時00分
  • (注)天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。
  • (注)茶室内には入れません。

 

次のリンクより庭園散策マップをダウンロードいただけます。本館北側の桜の樹種などをご覧いただき庭園散策にお役立てください。

庭園散策マップ(PDF, 2.43MB)

開催概要

日程
2024年3月12日(火) ~ 2024年4月7日(日)  
時間
9時30分~17時00分 金曜・土曜日は19時まで (注)入館は閉館の30分前まで
会場
本館、庭園
休館日
月曜日
(注)ただし、3月25日(月)は開館
観覧料
一般1,000円、 大学生500円
(注)高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。
(注)障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
(注)有料イベント等は別途料金が必要です。


関連展示

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  19. 刀剣
  20. 本館-13室
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  21. 漆工
  22. 本館-12室
    2024年3月12日(火) ~ 2024年6月2日(日)

  23. 陶磁
  24. 本館-13室
    2024年3月12日(火) ~ 2024年6月2日(日)