常滑(とこなめ)窯は平安時代末に愛知県の知多(ちた)半島に成立した。渥美(あつみ)半島の渥美窯と同様に、壺・甕(かめ)・擂鉢(すりばち)といった日用の器物を主に生産した。口部から肩にかけて流れた自然釉が鮮やかであり、12世紀の常滑焼を代表する作品の一つである。埼玉県朝霞(あさか)市宮戸で出土した。
- 文化財指定
- 員数
- 1口
- 作者
- 常滑(とこなめ)
- 時代・世紀
- 平安時代・12世紀
- 制作地
- 出土地
- 埼玉県朝霞市宮戸 宮戸経塚出土
- 品質形状
- 陶製(常滑)
- 法量
- 口径22.5cm, 高33.5cm, 胴径32.4cm, 底径14.8cm
- 銘文等
- 寄贈者
- 機関管理番号
- J-39216
- 分類
- 考古
- 種別
- 考古 > 材質 > 土・陶・磁
考古 > 地域 > 日本