Language
正確な名称は知られませんが、類品から弥勒菩薩と考えられます。この像は目や唇に水晶を嵌(は)めることで、生々しさを醸しているのが特色です。肌に金粉を膠(にかわ)で溶いた金泥(きんでい)を施すのも含めて、未来に到来する仏に現実感を与える工夫といえます。特徴的な切れ長の目は善円の作風に近いです。
伝源頼朝坐像
本館 3室
2024年11月12日(火)~2024年12月22日(日)