宮廷の美術―平安～室町
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重要文化財 男衾三郎絵巻（部分） 鎌倉時代・13世紀
本館 3室
2015年9月15日（火） ～ 2015年10月25日（日）平安から室町時代の美術には宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮 廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、宮廷貴族の調度品として用いられ、鑑賞された工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位 置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。
今回は、二人の関東武士の生きざまと、継娘いじめの物語を描く男衾三郎絵巻と、装飾料紙を使った古筆をご紹介します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 重文 | 男衾三郎絵巻 | 1巻 | 鎌倉時代・13世紀 | A-11889 | ||
| おすすめ | 重文 | 和漢朗詠集 巻下 （益田本） | 1巻 | 平安時代・11世紀 | B-2764 | ||
| おすすめ | 重美 | 古今和歌集巻第十一断簡（筋切） | 1幅 | 伝藤原佐理筆 | 平安時代・12世紀 | B-3027 | |
| 古今和歌集断簡（本阿弥切） | 1幅 | 伝小野道風筆 | 平安時代・12世紀 | 森田竹華氏寄贈 B-2987 | |||
| 伊勢集断簡（石山切）「花すゝき」 | 1幅 | 伝藤原公任筆 | 平安時代・12世紀 | 個人蔵 | |||
| 古今和歌集断簡（巻子本） | 1幅 | 藤原定実筆 | 平安時代・12世紀 | 植村和堂氏寄贈 B-3277 | |||
| 重文 | 松喰鶴長方鏡（線刻観音鏡像） | 1面 | 平安～鎌倉時代・12～13世紀 | E-20060 | |||
| 松鶴鏡 | 1面 | 山形県鶴岡市羽黒山御手洗池出土 | 平安時代・12世紀 | E-15413 | |||
| 松鶴鏡 | 1面 | 山形県鶴岡市羽黒山御手洗池出土 | 平安時代・12世紀 | E-15436 |