仏教の美術―平安～室町
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重要文化財 阿弥陀如来像（部分） 鎌倉時代・14世紀 福島・いわき市蔵
本館 3室
2014年6月17日（火） ～ 2014年7月21日（月・祝）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。とくに平安後期の仏教美術の遺品には、日本的な仏教美術の美しさを極めた名品が数多く含まれます。鎌倉 時代に入ると、仏教美術は鎌倉新仏教の興隆や禅宗の導入、あるいは新たな中国美術の影響などにともない、題材、技法、様式の面で変化しますが、前代同様に 優れた作品が盛んに制作されました。
絵画は新暦の盆に関連つけた地蔵や閻魔十王像、書跡は大般若経関係の作品などを中心に紹介します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・11～12世紀 | 個人蔵 | ||||
| 両界種字曼荼羅図 | 2幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-23 | ||||
| おすすめ | 重文 | 尊勝曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 東京・護國寺蔵 | ||
| おすすめ | 重文 | 阿弥陀如来像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 福島・いわき市蔵 | ||
| 重文 | 諸尊集会図 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 東京・霊雲寺蔵 | |||
| 地蔵菩薩閻魔像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 個人蔵 | ||||
| 十王像（閻魔王） | 1幅 | 室町時代・15世紀 | A-764-5 | ||||
| 十王像（変成王） | 1幅 | 室町時代・15世紀 | A-764-6 | ||||
| 十王像（太山王） | 1幅 | 室町時代・15世紀 | A-764-7 | ||||
| 十王像（平等王） | 1幅 | 室町時代・15世紀 | A-764-8 | ||||
| 十王像（都市王） | 1幅 | 室町時代・15世紀 | A-764-9 | ||||
| 国宝 | 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | ||
| 重文 | 拾遺古徳伝絵巻 巻第四 | 1巻 | 鎌倉時代・元亨3年(1323） | 茨城・常福寺蔵 | |||
| 大般若経巻第三百六十四 | 1帖 | 鎌倉時代・13世紀 | B-2051 | ||||
| 春日版大般若経巻第九 | 1巻 | 鎌倉時代・13世紀 | 内藤堯宝氏寄贈 B-2835 | ||||
| 大般若経巻第一百卅八 | 1巻 | 鎌倉時代・宝治元年(1247) | B-2007 | ||||
| おすすめ | 祈雨孔雀法日記 | 1巻 | 平安時代・建久2年(1191) | 千葉・円福寺蔵 | |||
| 華厳十重唯識瑺鑑記 巻第五 | 1巻 | 凝然筆 | 鎌倉時代・正応5年(1292) | 個人蔵 | |||
| 紫紙金字法華経巻第八断簡 | 1幅 | 伝菅原道真筆 | 平安時代・9世紀 | 柳澤敬素氏寄贈 B-3244 | |||
| 装飾無量義経断簡 | 1幅 | 平安時代・11世紀 | 個人蔵 | ||||
| 重文 | 金銅八仏種子五鈷鈴 | 1口 | 平安時代・12世紀 | E-19828 | |||
| 金銅大日如来不動明王五鈷鈴 | 1口 | 平安時代・12世紀 | E-13878 | ||||
| おすすめ | 重文 | 金銅三昧耶五鈷鈴 | 1口 | 平安時代・12世紀 | 東京・護国寺蔵 | ||
| 金銅五仏種子五鈷鈴 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | E-19926 | ||||
| 重文 | 金銅五鈷鈴 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | 静岡・尊永寺蔵 | |||
| 金銅五鈷鈴 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | E-15444 |