京名所八題(都八題)(部分) 前田青邨筆 大正5年(1916)
本館 18室
2012年10月30日(火) ~ 2012年12月9日(日)
明治・大正の絵画・彫刻を中心に展示します。明治5年(1872)の文部省博覧会を創立・開館のときとする当館は、万国博覧会への出品作や帝室技芸員の作品、岡倉天心が在籍していた関係から日本美術院の作家の代表作など、日本美術の近代化を考える上で重要な意味を持つ作品を数多く所蔵しています。これらによって明治、大正、そして昭和の戦前にかけての日本近代の美術を紹介します。今回は、米原雲海作の「旅人」などの彫刻とともに、下村観山の「白狐」や前田青邨の「京名所八題(都八題)」など、大正期に日本美術院で活躍した画家たちの選りすぐった日本画を展示します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
日本の婦人像 | 1個 | ヴィンチェンツォ・ラグーザ作 | 明治14年(1881) | C-1633 | |||
おすすめ | 旅人 | 1躯 | 米原雲海作 | 大正3年(1914) | C-1585 | ||
竹取翁 | 1躯 | 米原雲海作 | 明治43年(1910) | C-1586 | |||
美音 | 1幅 | 島崎柳塢筆 | 明治40年(1907) | 島崎柳塢氏寄贈 A-1387 | |||
おすすめ | 京名所八題(都八題) | 8幅 | 前田青邨筆 | 大正5年(1916) | A-10557 | ||
京の舞妓 | 1幅 | 速水御舟筆 | 大正9年(1920) | A-10527 | |||
白狐 | 2曲1双 | 下村観山筆 | 大正3年(1914) | A-10516 | |||
神輿振 | 1巻 | 前田青邨筆 | 大正元年(1912) | A-10555 |