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特別展「法然と極楽浄土」 10万人突破!

まもなく閉幕を迎える特別展「法然と極楽浄土」(6月9日(日)まで)は、来場者10万人を突破しました。
これを記念し6月5日(水)午前に、静岡県浜松市からお越しの新美 幸二さん・久美子さんご夫妻に、当館館長の藤原誠より記念品を贈呈いたしました。


記念品贈呈の様子。新美さんご夫妻と藤原館長(右)

新美さんご夫妻はよく寺院にお参りになられ、仏像などをご覧になる機会も多いそうです。
本来安置される空間での対面もさることながら、こうした展示室で仏教美術を細部まで鑑賞できる機会を楽しみにして頂いているとのことでした。
今回はこれまでに見たことのない作品との出会いに期待して、本展へはるばるお越し下さったとのことです。

浄土宗の開祖・法然の時代から近世に至るまで、浄土宗の長い歴史を通覧する初めての試みである特別展「法然と極楽浄土」も東京会場の会期は残すところあと4日ばかり。
本展は今年秋に京都国立博物館(会期:2024年10月8日(火)~12月1日(日))、来年秋に九州国立博物館(会期:2025年10月7日(火)~11月30日(日))へと巡回しますが、関東所縁の寺院ご所蔵のご宝物などは東京国立博物館のみでの展示となります。
時を越えて多くの人々の想いが託された、善美なる祈りのかたちの数々をこの機会にどうかお見逃しなく。

カテゴリ:「法然と極楽浄土」

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posted by 中束達矢(広報室) at 2024年06月05日 (水)