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典籍 -古写本の魅力-

  • 『国宝 ちょう玉集 巻第十四 奈良時代・天平19年(747) 愛知・宝生院蔵』の画像

    国宝 ちょう玉集 巻第十四 奈良時代・天平19年(747) 愛知・宝生院蔵

    本館 特別1室
    2005年10月12日(水) ~ 2005年11月27日(日)

     典籍は、書物の意味で、写本と版本があり、内容から国書(和書)、漢籍、仏典、洋書などに分けられます。わが国に現存する典籍は、書写や伝来の過程で、諸種の伝本系統を生じていますが、その背景には、平安時代以来の家学の伝統があり、これによって典籍は大切に守られてきたといえます。今回は、奈良時代から室町時代までの国書、漢籍をとりあげ、現存最古あるいは唯一といった稀少性や、佚文(いつぶん)、紙背文書(しはいもんじょ)などを伝える古写本を紹介します。

主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
国宝 ちょう玉集 巻第十二・十四  奈良時代・天平19年(747) 愛知・宝生院蔵
国宝 延喜式 平安時代・11世紀