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茶碗 茶の湯を語るうつわ

  • 『灰被天目中国 元~明時代・14~15世紀広田松繁氏寄贈』の画像

    灰被天目
    中国 元~明時代・14~15世紀
    広田松繁氏寄贈

    本館 4室
    2024年1月2日(火) ~ 2024年3月10日(日)

    茶の湯は、中国宋よりもたらされた抹茶による喫茶法が室町から安土桃山、江戸時代にかけて、僧侶や武家、町人のあいだに広く浸透するなかで、遊芸として発展しました。
    本特集は、特別展「本阿弥光悦の大宇宙」(平成館特別展示室、2024年1月16日~3月10日)の開催に因み、日本の伝統文化を代表する茶の湯の主役ともいうべき「茶碗」をとりあげます。
    16世紀中葉から17世紀初頭にかけた茶の湯隆盛期に、日本で見立てられた中国、朝鮮、東南アジアのさまざまな碗類のほか、日本で茶の湯のためにつくられた楽茶碗や美濃や高取の茶碗など、館蔵品を中心に個性豊かな作品とその魅力を紹介いたします。

主な出品作品

(注)所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。

重要文化財 登承天万仏閣偈 北礀居簡筆 中国 南宋時代・紹定2年(1229)(2024年2月4日まで展示)

青井戸茶碗 土岐井戸 朝鮮 朝鮮時代・16世紀 広田松繁氏寄贈

青磁蓮弁文碗 中国・龍泉窯 南宋~元時代・13~14世紀 広田松繁氏寄贈

志野茶碗 銘 橋姫 美濃 安土桃山~江戸時代・16~17世紀 松永安左エ門氏寄贈

黒楽茶碗 銘 尼寺 長次郎 仰木魯堂旧蔵 安土桃山時代・16世紀 松永安左エ門氏寄贈

黒楽梯子文筒茶碗 道入作 江戸時代・17世紀

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