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天皇と宮中儀礼

天皇と宮中儀礼 / 平成館 企画展示室   2019年10月8日(火) ~ 2020年1月19日(日)

 『悠紀屏風 明和元年度正月・二月帖 土佐光貞筆 江戸時代・明和元年(1764) [展示期間:2019年12月1日まで]』の画像 
悠紀屏風 明和元年度正月・二月帖 土佐光貞筆 江戸時代・明和元年(1764) [展示期間:2019年12月1日まで]

天皇を中心とする宮廷社会ではさまざまな儀式や行事が執り行なわれてきました。こうした宮中儀礼の多くは平安時代に発達し、華やかな様相が整えられるようになります。鎌倉時代以降、宮廷の衰微とともに儀式や行事も一時期衰退・断絶しましたが、江戸時代になると再興され、江戸時代末まで連綿として行なわれました。

宮廷で行なわれる儀式や行事は、年中行事(ねんじゅうぎょうじ)と臨時行事に分けられます。年中行事とは毎年繰り返し行なわれる行事のことで、臨時行事とは天皇の即位や大嘗祭(だいじょうさい)など、そのつど行なわれる儀式のことです。これらは過去の先例を重視したため、絵画作品や歴史資料など、多くの記録に残されてきました。

本特集は、平成から令和への御譲位(ごじょうい)、御即位により注目の集まる天皇と宮中儀礼を、「即位礼と大嘗祭」「悠紀主基屛風(ゆきすきびょうぶ)」「御所(ごしょ)を飾る絵画」「年中行事」「行幸と御遊(ぎょうこうとぎょゆう)」の5つのテーマによって紹介するものです。とりわけ平安時代以降、大嘗祭の際に制作された特別な調度(ちょうど)である悠紀主基屛風(ゆきすきびょうぶ)のなかでも、後桜町(ごさくらまち)天皇の大嘗祭の折に調進された明和(めいわ)元年度の屛風は現存最古の作例で、きわめて貴重な作品です。本特集が、一般には接することの少ないさまざまな宮中の儀式・行事を知るきっかけとなれば幸いです。

担当研究員の一言

明治、大正、昭和、平成、令和。5つの時代、150年近くの歴史を経てきた東博ならでは作品群です。これまで展示したことのない初出品作も数多く含まれています。/土屋貴裕

 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
 主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
高御座図 森田亀太郎模 大正4年(1915)模、大正5年(1916)彩色
国宝 延喜式 巻七(甲) 平安時代・11世紀 [展示期間:2019年12月1日(日)まで]
国宝 延喜式 巻七(乙) 平安時代・11世紀 [展示期間:2019年12月3日(火)から]
悠紀屏風 明和元年度正月・二月帖 土佐光貞筆 江戸時代・明和元年(1764) [展示期間:2019年12月1日(日)まで]
主基屏風 明和元年度三月・四月帖 土佐光貞筆 江戸時代・明和元年(1764) [展示期間:2019年12月1日(日)まで]
悠紀屏風 文政元年度七月・八月帖 土佐光孚筆 江戸時代・文政元年(1818) [展示期間:2019年12月3日(火)から]
主基屏風 文政元年度十一月・十二月帖 土佐光孚筆 江戸時代・文政元年(1818) [展示期間:2019年12月3日(火)から]
重要文化財 源氏物語「行幸」 鎌倉時代・13世紀 [展示期間:2019年12月3日(火)から]
重要文化財 厳島御幸記並高倉院昇霞記(金沢文庫本) 鎌倉時代・14世紀 [展示期間:2019年12月1日(日)まで]
重要文化財 熊野懐紙 飛鳥井雅経筆 鎌倉時代・正治2年(1200) [展示期間:2019年12月3日(火)から]
賢聖障子屏風 住吉広行筆 江戸時代・18世紀 (8曲4隻のうち) [展示期間:2019年12月3日(火)から]
大宋屏風 江戸時代・19世紀 [展示期間:2019年12月1日(日)まで]
年中行事図屏風 住吉如慶筆 江戸時代・17世紀 (6曲1双のうち右隻) [展示期間:2019年12月1日(日)まで]
年中行事図屏風 住吉如慶筆 江戸時代・17世紀 (6曲1双のうち左隻) [展示期間:2019年12月3日(火)から]

 

パンフレット

特集 天皇と宮中儀礼
特集 天皇と宮中儀礼

会期中、平成館インフォメーションにて配布しています。
※なくなり次第、配布は終了します。

PDFPDF, 18.5 MB)

 

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