綱絵巻(部分)
室町時代・16世紀
本館 3室
2023年4月4日(火) ~ 2023年5月14日(日)
平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。今回は、平安時代の武将、渡辺綱が羅生門の鬼を退治する話を描く「綱絵巻」や伏見天皇の書などを展示します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 綱絵巻 | 1巻 | 室町時代・16世紀 | A-942 | |||
拾遺和歌集(筑後切) | 1幅 | 伏見天皇筆 | 鎌倉時代・13世紀 | B-12-14 | |||
伏見天皇御集(広沢切) | 1幅 | 伏見天皇筆 | 鎌倉時代・14世紀 | B-2422 | |||
おすすめ | 重文 | 読漢書詩 | 1幅 | 伏見天皇筆 | 鎌倉時代・13~14世紀 | 京都・霊洞院蔵 | |
おすすめ | 重文 | 伏見天皇宸翰和歌(五十首)(むら雨の) | 1巻 | 伏見天皇筆 | 鎌倉時代・14世紀 | B-3112 | |
長生殿図鏡 | 1面 | 室町時代・15世紀 | E-18314 | ||||
住吉図鏡 | 1面 | 室町時代・15世紀 | E-18640 |