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本館

本館(日本ギャラリー)2階は、縄文時代から江戸時代まで、時代を追って展示する「日本美術の流れ」。国宝や重要文化財などの名品でたどる「ほんもの」の美術史をお楽しみください。1階は彫刻、陶磁、刀剣など、ひとつの分野の作品をじっくりご覧いただける分野別展示と企画展示で構成されています。

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展示室の閉室のお知らせ

2018年12月10日(月)~2019年1月1日(火・祝)まで、本館2階 日本美術の流れは展示環境改善のため閉室いたします。


2階 日本美術の流れ

  
1室  2019年1月2日(水) ~ 2019年6月23日(日)

日本美術をたどる導入として、主に仏教文化定着以前の縄文・弥生・古墳時代を代表する作品を展示します。縄文時代は土器や土偶、弥生時代は土器や銅鐸、古墳時代は埴輪や銅鏡などを展示し、それぞれの文化や時代の特徴をご紹介します。

  
1室  2019年1月2日(水) ~ 2019年2月3日(日)

6世紀半ば、欽明天皇の時代に百済から釈迦金銅仏、経論、幡がもたらされ、しばらくして百済から仏教寺院や 仏教美術に関わるさまざまな技術者が来日します。日本の文化は仏教の受容とともに飛躍的に進歩して、奈良時代には東大寺の大仏鋳造が国家的事業として営まれるまでに至ります。古代に流行した技法である乾漆を用いた薬師如来坐像や、奈良時代における紺紙銀字経の唯一の遺例である「二月堂焼経」などを展示します。

  
2室  2019年1月2日(水) ~ 2019年1月14日(月)

絵画・書跡の名品をゆったりとした空間で、心静かに鑑賞していただくため特別に設えた展示室で、当館所蔵あるいは寄託の国宝から選りすぐった作品を展示します。

  
3室  2019年1月2日(水) ~ 2019年2月3日(日)

仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。その内容は多岐にわたり、各時代ごとに特色ある作品が生み出されました。
絵画は平安、鎌倉時代の優品を中心に、書跡は、平安時代を代表する法華経の優品を展示します。彫刻は、鎌倉時代を代表する肖像彫刻である伝源頼朝坐像を展示します。金工は金剛杵、金剛鈴をはじめとする代表的な密教法具を展示します。

  
3室  2019年1月2日(水) ~ 2019年2月3日(日)

平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。今回は、国宝「古今和歌集(元永本)」を新春特別公開するとともに、馬の医者の秘伝書で、古の著名な馬医と名馬の姿、馬の薬として用いる薬草を表わした馬医草紙と、和様の書の初期の様相などをご紹介します。

  
3室  2019年1月2日(水) ~ 2019年2月3日(日)

鎌倉時代からはじまる禅宗の本格的な導入にともない、絵画では中国の宋・元の絵画の影響を受けて水墨画が成立します。また書の分野でも、中国禅僧の書の影響 を受けて、日本禅僧による個性ゆたかで気魄に満ちた作風を示す墨跡が生まれした。ここでは鎌倉時代から室町時代の水墨画、墨跡等を展示します。

  
4室  2019年1月2日(水) ~ 2019年3月24日(日)

日本の伝統文化代表する茶の湯のなかで生まれた美術を紹介するします。床に飾る掛け軸、花生、茶碗、釜、水指といった喫茶にかかわる道具、さらに茶の湯の食事に用いられる懐石具など、冬から春にかけての炉の茶事を想定し、また新年の展示にふさわしい茶湯道具の名品を取り合わせて展示します。

  
5室・6室  2019年1月2日(水) ~ 2019年3月10日(日)

鎌倉時代から江戸時代までの武士が用いた、刀剣・刀装・甲冑・馬具・装束や武士の肖像画・書状などを展示します。刀剣は、加賀・前田家に伝来した相州行光の短刀とその合口など刀身に刀装が付属するものは同時に、さらに糸巻太刀など様々な形式や時代の刀装を展示します。甲冑は、白と紅の威糸を巧みに調整して日の丸をあらわした「白糸威胴丸具足」など、大鎧、胴丸、当世具足の各種の作品や兜を展示します。

  
7室  2019年1月2日(水) ~ 2019年2月3日(日)

室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。今回は、正月に合わせ、吉祥主題の作品をお楽しみください。

  
8室  2019年1月2日(水) ~ 2019年1月27日(日)

安土桃山から江戸時代にかけて、人々の身の回りを飾ってきたさまざまな調度類を紹介します。季節に合わせ、おめでたい図柄や梅などの冬や新春に因んだ意匠の品々を通して、往時の人々の暮らしぶりに思いを馳せていただきます。

  
8室  2019年1月2日(水) ~ 2019年2月3日(日)

安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙・呉春を祖とする円山派・四条派、若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。書は、江戸時代初期の三筆(信尹・光悦・昭乗)が新しい書風を打ち立て、黄檗の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。今回、絵画は正月に合わせ、鶴や龍などの吉祥主題の作品を、書跡は、新春や吉祥にちなんだ書を中心に展示します。

  
9室  2019年1月2日(水) ~ 2019年2月24日(日)

お正月の展示にちなみ、能装束や中啓・団扇といった小道具のデザインに表わされる吉祥模様を選び、能と吉祥模様の関係を紹介します。もともと寺社へ奉納する芸能として発達した猿楽能においては、その装束や道具に鶴・亀・松・鳳凰・雲龍・扇・熨斗といった吉祥模様が表されます。唐織や厚板といった織物や素襖の型染など、さまざまな技法で表わされた吉祥模様を通して、おめでたく華やぎに満ちた日本の伝統的な模様の世界をご覧ください。

  
10室  2019年1月2日(水) ~ 2019年1月27日(日)

江戸時代の庶民の姿を描いた浮世絵は、江戸時代初期には絵師自身の手になる肉筆画のみでしたが、後には大量生産が可能な版画が生み出され、さらに彫りと摺りに工夫を凝らして多色摺りの錦絵が誕生しました。今回は、初日の出など正月の風景や福神の遊びを描いた作品、新年を寿いで制作された摺物、富士山図などお正月にふさわしい作品を展示します。

  
10室  2019年1月2日(水) ~ 2019年2月24日(日)

江戸時代の小袖・振袖・打掛のほか、帯や櫛・笄・簪など、町方の女性たちのトータルファッションを紹介します。今回は「博物館に初もうで」期間に合わせ、武家女性や町方女性の吉祥模様を表わした小袖、打掛、間着、帯などを展示します。また、吉祥文を表わした印籠、根付なども併せて展示します。

2階 企画展示

  
高円宮コレクション室  2019年1月2日(水) ~ 2019年1月27日(日)

故高円宮殿下が妃殿下とともに蒐集された、現代根付を展示します。現代根付には象牙や黄楊などの伝統的な素材の他にさまざまな材料が用いられており、一つ一つに斬新な創意と工夫が凝らされています。主だった作家や素材を網羅する殿下のコレクションを公開し、現代根付の多様なすがたを紹介します。

  
特別1室・特別2室  2019年1月2日(水) ~ 2019年1月27日(日)

猪(イノシシ)は、北方をのぞく日本全国に生息しており、狩猟の対象となる身近な動物でした。猪は、食用として人の生に密着していることや多産であることなどから、豊穣を象徴する存在であり、また「猪突猛進」という言葉があるように、前に突き進む猛烈な勢いが信奉される場合もありました。花札に描かれる「萩と猪」もまた、絵画モチーフに用いられてきました。ただ意外に、猪を題材にした美術工芸品は数が多いわけではありません。 本特集展示では猪にあやかり、本年が脂ののった勢いのある一年になるよう、「イノシシ」をモチーフにした作品を集めました。古来より猪を身近に感じてきた人々のまなざしを感じてください。

1階 特別展

  
特別5室・特別4室  2019年5月3日(金) ~ 2019年6月2日(日)

本展は、「日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』―皇室の至宝・国宝プロジェクト―」の一環として開催する特別展です。狩野永徳筆で、皇室ゆかりの名品である「唐獅子図屏風」と、永徳最晩年の名品で国宝の「檜図屏風」を、会期前半と後半に分けてそれぞれ公開するのに加えて、雪舟、尾形光琳、葛飾北斎らの名品を、一堂に紹介する展覧会となります。
中世から近世の名だたる日本美術の名品をご覧ください。

  
特別5室・特別4室  2019年3月5日(火) ~ 2019年4月29日(月)

本展は、宮内庁が所管する皇室ゆかりの作品の中から、天皇陛下御即位の儀式に際して東山魁夷、高山辰雄が平成2年(1990)に制作した「悠紀・主基地方風俗歌屏風」や、天皇皇后両陛下が外国御訪問の際にお持ちになって紹介された作品などを展示するものです。両陛下がお伝えになった日本文化を通して、海外の様々な人々が、わが国への親しみと交流を深めてきました。御即位30年という記念すべき年に、両陛下が担われた文化交流についてご紹介します。

1階 ジャンル別展示

  
11室  2018年10月23日(火) ~ 2019年1月20日(日)

鎌倉時代の仏師、快慶、快慶の弟子の行快、運慶一門の一員であった可能性が高い定慶の作品を紹介する特別展「京都 大報恩寺 快慶と定慶のみほとけ」(10月2日~12月9日)の展示内容を観覧者により深めていただくために、鎌倉時代の彫像を中心に展示します。また大報恩寺展に出陳される定慶の代表、重要文化財「六観音菩薩像」は平安時代前期の檀像を参考にしたものであることが指摘されているため、ここでも平安時代の一木彫像もあわせて展示します。

  
12室  2018年10月2日(火) ~ 2018年12月25日(火)

平安時代から江戸時代に至る各時代の蒔絵作品を展示します。日本で独自の発展をとげた漆芸技法である蒔絵をとりあげ、その歴史をたどるとともに、蒔絵の魅力と漆芸の美に親しんでいただきます。平安時代後期まで遡りうる蒔絵の名品、国宝「倶利伽羅龍蒔絵経箱」や、制作経緯や奉納年が明確な国宝「桐蒔絵手箱及び内容品」など、各時代の特色がよく現れた作品を中心に紹介します。

  
13室  2018年10月2日(火) ~ 2018年12月25日(火)

平安時代から江戸時代までの日本金工史を概観し、古代・中世・近世と時代の流れに従いながら仏具、鏡、茶の湯釜、錺金具、置物などの分類ごとに展示します。金や銀、銅、鉄といった金属素材の美しさと自由な表現を堪能ください。滋賀・神照寺の華籠と華鬘をはじめ、仏教において用いられる梵音具や荘厳具の名品を紹介します。

  
13室  2018年11月27日(火) ~ 2019年2月17日(日)

わが国を代表する刀剣のひとつ名物「童子切安綱」や、鎌倉時代の相州鍛冶である正宗の名物「石田正宗」など、平安時代から江戸時代に至る各流派の刀工による作品を16口展示します。鐔、小道具は、12月4日(火)から、十二支や富士、鶴など、新年を迎える展示期間に合わせた意匠の作品を多数展示します。

  
13室  2018年10月2日(火) ~ 2018年12月25日(火)

平安時代から江戸時代までの日本陶磁史を概観し、古代・中世、茶陶、京焼、伊万里と時代の流れに従いながら産地や様式で分類して展示します。織部の名品のほか、京焼奥田頴川の赤絵と中国・漳州窯の呉州赤絵とを並べて展示します。

  
14室  2018年10月2日(火) ~ 2018年12月25日(火)

安政度内裏(京都御所)の飛香舎で用いられた調度を紹介します。飛香舎は平安時代の内裏の後宮十二殿舎のひとつで、別名を藤壺ともいい、『源氏物語』などの古典にも名高いものです。同舎は中世以後の内裏の荒廃のなかで途絶えましたが、寛政年間に裏松固禅の考証によって古式をふまえた復古調で再興されました。すなわち旧儀を行なうことを想定して、母屋・廂から構成される寝殿造で造営され、室内に舗設する調度も古式を調査して製作されました。寛政度内裏の焼失後、安政年間に再興された新造内裏も寛政度を踏襲した復古調内裏です。ここで紹介する飛香舎調度は、この安政度内裏の調度であり、平安時代の寝殿造の調度の形式を伝える希少な実例となります。

  
15室  2018年10月30日(火) ~ 2018年12月25日(火)

東京国立博物館には、歴史を伝える作品や資料が多く伝来します。これらは江戸幕府から引き継がれたものを基礎に、明治5年(1872)の博物館創立当時から、博覧会の開催や文化財調査を通じて収集されてきたものでです。この展示では主に、江戸時代に盛行した博物学研究のために描かれた博物図譜の数々や、江戸から明治時代に作られた古い地図、各地に残る金石文を採拓したものなど、多様な歴史資料を展示します。また、幕末から明治以降に撮影された厖大な古写真コレクションから、博覧会や風景、人物や文化財など、当時の様子を伝える写真を紹介します。今回は通常の地図展示の他に、近年の東京大学史料編纂所との共同研究による成果として、当館が所蔵する明治最初期のコロジオン湿板の伝来と原板が含む豊富な情報について、その一端を紹介します。

  
16室  2018年10月30日(火) ~ 2019年1月20日(日)

アイヌ文化は13世紀以降サハリン・千島・北海道・北東北のアイヌの人びとが狩猟や漁撈、植物採集に加え、アムール川下流域や沿海州そして本州の和人と交易をもちつつ育んできた独自の文化である。当館のアイヌ資料は、1875(明治8)年のウィーン万国博覧会の事務局から引き継いだ資料や寄贈をうけた個人コレクションからなっており、さまざまな生活用具や衣服そして武具や祭祀具など膨大な数にのぼります。今回はアイヌの飾りをテーマにとして、アイヌの人びとの代表的な文様であるモレウとよばれる渦巻き文を中心に、祭具や衣服、木製品などに施された多彩な飾りや文様を紹介します。

  
17室  2014年4月15日(火) ~ 2019年4月7日(日)

当館の保存と修理には、「臨床保存」という考え方のもと、「診断」「予防」「修理」の3つの活動があります。これらの活動を大画面スクリーンによる映像(約10分)で紹介します。「予防」の重要な空間である収蔵庫棚の状況も一部再現しました。さらに、書画、刀剣、漆工、染織などの分野で使用する道具や材料も展示します。

>>展示の詳細

  
18室  2018年12月11日(火) ~ 2019年3月3日(日)

明治・大正の絵画や彫刻、工芸を中心に展示します。明治5年(1872)の文部省博覧会を創立・開館のときとする当館は、万国博覧会への出品作や帝室技芸員の作品、岡倉天心が在籍していた関係から日本美術院の作家の代表作など、日本美術の近代化を考える上で重要な意味を持つ作品を数多く所蔵しています。これらによって明治、大正、そして昭和の戦前にかけての日本近代の美術を概観します。
日本画の前半は、明治大正期の主に信仰に関わる主題の作品を、後半は風景画や物語絵画のなかに見られる春の訪れを感じさせる作品を展示します。また洋画は近代洋画の先駆者のひとり浅井忠の代表作である重要文化財「春畝」とともに、高野コレクションをあわせて展示し、留学前後の画風の変遷を紹介します。工芸は、明治時代の作品を集中的に陳列し、世界の人々を驚かせた技術の粋を紹介します。

  
みどりのライオン 体験コーナー (教育普及スペース)
19室  2014年4月15日(火) ~ 2019年4月7日(日)

表慶館のライオン像をマスコットに、「みどりのライオン」と名づけた教育普及スペースです。伝統模様のスタンプでポストカードを作る「トーハクでデザイン」、作品の制作工程や技法がわかる「トーハクで○○ができるまで」、e国宝がさらに使いやすくなった「トーハクで国宝をさぐろう」、3Dの作品画像を自由に動かせる「トーハクをまわそう」など。5つの体験コーナーがあります。

  
19室  2018年8月7日(火) ~ 2019年3月31日(日)

「押出仏(おしだしぶつ)」とは、型にのせた銅板をたたいて形を映し出した、とても薄い仏さまの像です。一つの型から同じものをいくつも作ることができます。日本では7世紀後半から8世紀にかけて流行し、お堂の壁や厨子におさめられました。
この「押出仏」の技法を、当館所蔵の重要文化財「阿弥陀三尊および僧形像」を例にご紹介します。
実際の技法には不明な点もありますが、可能な限り当時の製作技法にもとづいて再現しました。6工程に分けて作った原寸大の工程見本で、「押出仏」の素材と、どのような作業を経て制作されたと考えられているか、興味をもっていただければ幸いです。