灌頂幡
1階 第1室
2017年4月4日(火) ~
2018年4月1日(日)
明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納され、戦後国に移管された宝物300件あまりを収蔵・展示しています。これらの文化財は、正倉院宝物と双璧をなす古代美術のコレクションとして高い評価を受けていますが、正倉院宝物が8世紀の作品が中心であるのに対して、それよりも一時代古い7世紀の宝物が数多く含まれていることが大きな特色です。
2階 第4室
2017年9月5日(火) ~ 2017年10月29日(日)
法隆寺献納宝物のうち、奈良時代における東アジアの文化交流の様相をものがたる香木や、正倉院宝物に類例が残る撥鏤の尺など、香木と計量器を紹介します。
2階 第6室
2017年10月17日(火) ~ 2017年11月5日(日)
第6室は展示替えを挟みながら絵画・書跡・染織を紹介しています。今回は絵画と染織の展示です。
絵画は、「聖徳太子および五臣像」や「愛染明王像」などの仏画を展示します。これらの仏画は、もとは「仏画写経貼交屏風」と称する屏風に貼り交ぜられていたものを掛幅装に改めた12幅です。染織は「袈裟と幾何学文様の綾」と題し、達磨大師の袈裟と伝えられる作品を中心に、綾の残欠類を展示します。綾の文様のなかには中国・隋代の仏像における文様表現と近似する作例もあり、遣隋使・遣唐使を通じてわが国にもたらされた文様を考えるうえでも興味深いです。