灌頂幡
1階 第1室
2017年4月4日(火) ~
2018年4月1日(日)
明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納され、戦後国に移管された宝物300件あまりを収蔵・展示しています。これらの文化財は、正倉院宝物と双璧をなす古代美術のコレクションとして高い評価を受けていますが、正倉院宝物が8世紀の作品が中心であるのに対して、それよりも一時代古い7世紀の宝物が数多く含まれていることが大きな特色です。
国宝 灌頂幡(部分) 飛鳥時代・7世紀
1階 第1室
2017年4月4日(火) ~ 2018年4月1日(日)
法隆寺献納宝物を代表する名品である灌頂幡と金銅小幡、及び制作当初の姿を示した模造の灌頂幡も併せて展示します。
重要文化財 阿弥陀三尊および僧形像 飛鳥時代・7世紀
1階 第2室
2017年4月3日(月) ~ 2018年4月1日(日)
法隆寺献納宝物のうち、6~8世紀までの金銅仏を展示します。併せて同時期の光背、押出仏も展示します。
国宝 竹厨子 奈良時代・8世紀
2階 第4室
2017年5月16日(火) ~ 2017年7月9日(日)
法隆寺献納宝物のうち、東院資財帳に記載される行信奉納の厨子とみなされる竹厨子や、金銀絵や撥鏤(ばちる)など奈良時代に盛行した装飾技法による漆皮箱や針筒などの調度品を展示します。
国宝 鵲尾形柄香炉 飛鳥時代・7世紀
赤紫地双鳥連珠円文綾(部分) 法隆寺伝来 飛鳥~奈良時代・7~8世紀
2階 第6室
2017年5月9日(火) ~ 2017年6月4日(日)
第6室は絵画・書跡・染織を展示します。今回は書跡と染織の展示です。
書跡は「細字法華経と古経典」をテーマに、唐時代の紀年銘のある国宝「細字法華経」とそれを納める筒状の経箱、中世の法隆寺経営の記録などを展示します。染織は「さまざまな染織の技法」をテーマに法隆寺に伝来した染織品における織りや染めの様々な技法を網羅的に取り上げます。この展示を通じ、飛鳥時代から奈良時代にかけて多様に花開いた染織美術の世界を概観します。