このページの本文へ移動

メールマガジン

2004年

3月 (2004年3月15日)

東京国立博物館 電子メールサービス [No.196] 2004年3月15日

春の暖かな陽気が、風に乗ってやってきました。博物館の庭の植物も、日増しに春の装いになってきました。

☆★☆平常展展示替えのお知らせ☆★☆
■近代彫刻・伝統工芸■
3月16日(火)~6月30日(水)本館第10室
近年寄贈された長谷川栄作などの、明治、大正の彫刻、染織・漆工・金工・陶磁の伝統工芸を展示します。
旅人 米原雲海作 大正3年(1914)
色鍋島手鞠花文食篭 色鍋島今右衛門技術保存会 平成8年(1996)
八方面取姥口釜 高橋敬典作 昭和61年(1986)
紫地花菱文羅金帯 北村武資作 昭和55年(1980)*5月9日まで展示 など

■中国漆工■
3月16日(火)~6月27日(日)東洋館第5室
南宋から明、清代の中国漆工における、螺鈿・彫彩漆などの技法による作品を展示します。
重文 龍涛螺鈿稜花盆 元・14c
楼閣山水人物箔絵螺鈿八角合子 明・16c など

■朝鮮考古■
3月16日(火)~9月12日(日)東洋館第9・10室
「特集陳列 内藤雋輔氏コレクションの朝鮮瓦磚」として瓦磚を、また三国時代の装身具や高麗時代の土器なども展示します。
蓮花文軒丸瓦 朝鮮平壌市出土 三国(高句麗)・6~7c 内藤雋輔氏寄贈
重美 金製冠 伝韓国慶尚南道出土 三国・5c 小倉コレクション保存会寄贈
重文 青銅鐘 遼「乾統七年」銘 高麗・睿宗2年(1107) 西新井大師総持寺蔵 など

■インド・東南アジア考古■
3月16日(火)~2005年4月3日(日)東洋館第3室
インド・東南アジアの初期金属器文化を紹介します。
人形銅器 伝インド、ウッタル・プラデシュ出土 埋蔵銅器文化・前1500年頃
銅矛 伝北部タイ出土 バンチェン文化期・前1千年紀 など

■東南アジア美術■
3月16日(火)~8月8日(日)東洋館第3室
インドネシアのジャワ島の伝統的な影絵芝居、ワヤン・クリで使用される人形を展示します。
ワヤン人形 インドネシア 20c ダナルト氏寄贈

☆★☆今週の列品解説☆★☆
3月16日(火)14:00~ 東洋館第10室
「アスターナ墳墓の出土品」国際交流室長 臺信祐爾
3月18日(木)14:00~ 本館特別第4室
「九博:はじめの一歩展の逸品」九州国立博物館(仮称)準備室研究員
聴講無料、ただし入館料が必要です。時間までに各会場にお集りください。

来週は、
3月23日(火)14:00~ 本館第13室
「書跡に楽しむ(3)」列品室研究員 丸山猶計
3月25日(木)14:00~ 本館特別第4室
「九博:はじめの一歩展の逸品」九州国立博物館(仮称)準備室研究員 です

☆★☆今週のボランティアによる解説・ツアー☆★☆
☆浮世絵版画
3月17日(水)、19日(金)、21日(日)11:30~、15:30~(各回約20分間)
当日、開始時間までに本館玄関にお集りください。
☆陶磁室エリアガイド
3月20日(土・祝)11:00~(約20分間)
当日、開始時間までに本館玄関にお集りください。
☆法隆寺宝物館ガイドツアー
3月17日(水)14:00~(約40分間)
当日、開始時間までに法隆寺宝物館玄関にお集りください。
☆考古展示室ガイド
3月19日(金)、21日(日)13:30~(約30分間)
当日、開始時間までに平成館考古展示室前にお集りください。
☆樹木ツアー 
3月17日(水)、20日(土・祝)14:00~(約20分間)
当日、開始時間までに本館玄関にお集りください。詳しくはこちら→ https://www.tnm.jp/doc/Guide/Dyn/e00.html#e00.a5

☆★☆「空海と高野山」展示作品リストアップしました☆★☆
4月6日(火)から平成館にて開催される「弘法大師入唐1200年記念 空海と高野山」の展示作品リストがご覧いただけます。
詳しくはこちら→ https://www.tnm.jp/Guide/Dyn/eten/eten33.html

★庭園開放中★
3月13日(土)から開放されている庭園では、春の新芽が次々と色付いています。
庭園のお花の開花情報をお届けします。

☆☆☆見頃です
ツバキ〈ベニグルマ〉、オトメツバキ、スミレ
☆☆つぼみが色付き、そろそろ咲きそうです
エドヒガンザクラ、ショウフクジザクラ、ミカドヨシノ、サトザクラ、ギョイコウザクラ、サクラ、キクモモ
☆つぼみがふくらんでいます
オオシマザクラ、ケンロクエンキクザクラ

■この電子メールは〈東京国立博物館電子メールサービス〉にご登録いただいた方にお送りしています。
■詳しい情報は東京国立博物館ホームページへ → https://www.tnm.jp/
■東京国立博物館電子メールサービスの解約ご希望の方は
 → https://www.tnm.jp/doc/Misc/Sgst/c01.html