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楷書玄妙観重脩三門記巻(かいしょげんみょうかんじゅうしゅうさんもんきかん) 

 『楷書玄妙観重脩三門記巻(かいしょげんみょうかんじゅうしゅうさんもんきかん)』の画像 
1巻
紙本墨書,巻子装
趙孟頫筆
篆額 縦35.7 横55.7 本文 縦35.8 横284.1
元時代
14世紀
TB1461
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総合文化展での展示予定は未定です
 
宋代には天慶観と称されていた蘇州城内の道観が,元の至元25年(1288)に玄妙観と改称されて,額を賜ったため,三清殿と三門が重修された。そこで,牟ゲンが撰文し,趙孟フ(1254-1322)が揮毫した碑文の原稿である。三門記以外に,「玄妙観重脩三清殿記」も現存している。本巻は49歳から56歳の間の書写と考えられるもので,趙孟フの典雅な篆額を巻頭に見ることができる。