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文徴明@ぶんちょうめい@が83歳時(1552)に停雲館@ていうんかん@で『楚辞@そじ@』の「離騒@りそう@」「九歌@きゅうか@」を書写した一巻。王羲之@おうぎし@「黄庭経@こうていきょう@」「楽毅論@がっきろん@」を素地とした小楷で、首尾一貫した清澄な細線には卓絶した技法が窺えます。停雲館は父文林@ぶんりん@からの居宅で、蘇州城の西北、曹家巷@そうかこう@にありました。