鄭燮【ていしょう】(号・板橋)は興化【こうか】(江蘇省)の人。乾隆元年(1736)に進士に及第し、濰県【いけん】(山東省)知事などを歴任し、60歳を過ぎて揚州に隠居し、書画生活にいそしみました。隷書の意をくんだ独特の書体を生み出し、画は蘭や竹を得意としたといいます。本図は自宅の書斎近くに植えた竹を描いたものです。(190514_t081)
- 文化財指定
- 員数
- 4曲1隻
- 作者
- 鄭燮筆
- 時代・世紀
- 清時代・乾隆18年(1753)
- 制作地
- 中国
- 出土地
- 品質形状
- 紙本墨画
- 法量
- 119.5×236.0
- 銘文等
- 乾隆18(1753) ; 乾隆十八年春三月之望 板橋鄭燮画并題 ; 丙辰進士 ; 鄭燮印 ; 七品官耳
- 寄贈者
- 高島菊次郎氏寄贈
- 機関管理番号
- TA-207
- 分類
- 東洋絵画
- 種別