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備前焼では17世紀前半に懐石道具の優品を多く残しています。この作品は口縁の鉢を立ち上げた反鉢と呼ばれるもので、茶人の好みが反映された独創的な形です。器の表面には、焼成中に薪の灰が降りかかってできる「黄胡麻+きごま+」と、丸い小物を置いて重ね焼きをした跡である「牡丹餅+ぼたもち+」がくっきりと浮かび上がっています。
黄釉牡丹唐草文広口壺
本館 13室
2025年3月11日(火)~2025年6月1日(日)
伽藍石香合
耳付花入
染付龍濤文提重
色絵桜樹図皿
黄釉沙金袋水指
本館 4室
2025年3月11日(火)~2025年5月18日(日)