経典類を未来に伝えるために埋納する経塚+きょうづか+から出土した金銅仏です。頭上の10面の顔と本体の顔とあわせて11面ある十一面観音菩薩です。写実的な表現がみられはじめる飛鳥時代後期の作とされ、日本における十一面観音菩薩のなかでは最も古い作例の1つです。
- 文化財指定
- 員数
- 1軀
- 作者
- 時代・世紀
- 飛鳥時代・7世紀
- 制作地
- 出土地
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山出土
- 品質形状
- 銅造、鍍金
- 法量
- 総高39.2 像高30.9 髪際高27.5
- 銘文等
- 寄贈者
- 北又留四郎氏他2名寄贈
- 機関管理番号
- E-14848
- 分類
- 金工
- 種別