金銅火焔宝珠形舎利容器 （こんどうかえんほうじゅがたしゃりようき）
- 展示情報
- 東博コレクション展での展示予定は未定です
基壇の蓮台【れんだい】上に輪宝【りんぽう】を載せ、その上に五鈷杵【ごこしょ】を立て、円相【えんそう】内の蓮台に舎利【しゃり】を納める火焔宝珠【かえんほうじゅ】を置いた特異な形式の舎利容器です。西大寺【さいだいじ】流律宗【りっしゅう】を中興した叡尊【えいそん】の思想を反映したもので、密教【みっきょう】の祈祷【きとう】に使用されたと考えられます。同類の舎利容器の中でも作技が優れ、形姿も雄大です。
- 文化財指定
- 重要文化財
- 員数
- 1基
- 作者
- 時代・世紀
- 鎌倉時代・13～14世紀
- 制作地
- 出土地
- 品質形状
- 銅製 鋳造 鍍金銀
- 法量
- 高53.0
- 銘文等
- 寄贈者
- 機関管理番号
- E-15502
- 分類
- 金工
- 種別
- 工芸 > 宗教・信仰用具 > 仏教 > 荘厳具
