東洋館 第8室
2007年10月30日(火) ~ 2007年12月27日(木)
前期は明初の文人画家の王ふつ、明の宮廷の画院画家からは花鳥画をよくした呂紀(りょき)、林良(りんりょう)など、浙派(せっぱ)の在野の画家として著 名な張路(ちょうろ)、明末清初の個性的画家として注目されているきょう賢(けん)、梅清(ばいせい)、蕭雲従(しょううんじゅう)、清初の王きなどの文人画家の作品を展示します。後期は、米法(べいほう)山水図の佳品である離合山水図、明の宮廷の画院画家・呂文英(りょぶんえい)や、蘇州の個性的画家で ある盛茂燁(せいもよう)、明朝に殉じた楊文(ようぶん)そう、清初の金陵派のきょう賢、徐枋(じょぼう)、張風(ちょうふう)などの文人画家、さらに清後期の風俗画家として名を馳せた費丹旭(ひたんぎょく)、葛尊(かっそん)などの作品を展示いたします。明清時代の変化に富んだ多様な画風をごらんくださ い。