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東京国立博物館とは

博覧会関係者記念写真

創立150年

1872年、東京・湯島聖堂大成殿で開催された博覧会。東京国立博物館の歴史はここからはじまりました。
文化財を収集し、調査し、そして修復する。その成果を展示を通してご観覧いただき、教育に活かし、みなさんに触れていただくことで、文化の保護と継承を続けていく。これが私たちの使命です。

本館18室 ジャンル別展示「近代の美術」

約12万件

150年にわたり受け継いできた収蔵品は現在約12万件。このうち国宝89件、重要文化財650件(2024年4月現在)と質・量ともに日本を代表するコレクションです。
おもにこれら収蔵品や寄託品で構成される「総合文化展」では、常時3,000件を展示しています。

展示替えの様子

年間 約400回

東京国立博物館の「総合文化展」は、ほぼ毎週、どこかの展示室で展示替えが行われます。その数は年間約400回程度。
何度来ても新しい発見がある博物館です。

前庭からのぞむ表慶館と本館

6つの展示館

東京国立博物館の展示館は全部で6館。
本館では日本美術を、平成館では日本の考古を、東洋館では東洋美術、法隆寺宝物館では法隆寺献納宝物を展示しています。加えて、特別展、催し物会場となる表慶館、敷地外に洋画家黒田清輝の作品を展示する黒田記念館があります。

 

 

 

 

展示館について

  • 本館(⽇本ギャラリー)

    2階は日本美術の流れをたどる時代別展示、1階はジャンル別展示で構成。昭和13年(1938)開館。渡辺仁設計。コンクリート建築に瓦屋根をのせた「帝冠様式」の代表的建築。平成13年(2001)、重要文化財に指定。

  • 平成館(⽇本の考古・特別展)

    2階は特別展専用の展示室。1階は考古展示室、企画展示室、講堂、ラウンジ(休憩スペース)、ドリンクコーナーなど。平成11年(1999)開館。

  • 東洋館(アジアギャラリー)

    中国・朝鮮半島・東南アジア・西域・インド・エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示。地下1階TNM&TOPPAN ミュージアムシアター、別棟にはレストランやカフェテラスも。昭和43年(1968)開館。谷口吉郎設計。

  • 法隆寺宝物館(法隆寺献納宝物)

    明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納された宝物約300件を収蔵。1階にレストラン。現在の建物は平成11年(1999)開館。谷口吉生設計。

  • 黒田記念館(黒田清輝作品)

    黒田清輝の遺言により、昭和3年(1928)に竣工。岡田信一郎設計。黒田記念室と特別室で黒田清輝の作品を展示。入館無料。

  • 表慶館(特別展・催し物)

    表慶館は、明治42年(1909)に後の大正天皇のご成婚を記念して開館しました。現在は、特別展や催し物の開催時に開館します。