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言葉による東京国立博物館アクセスマップ

(注)このページの情報は、2024年4月時点での情報です。
(注)東京国立博物館は、広い上野公園を抜けていくので、目印が少なく、視覚障害者一人では大変分かりづらい場所です。もしも一人で行かれる場合は、上野公園案内所の方に質問などをしてみてください。また、少し離れた東京文化会館そばの上野恩賜公園管理所では車椅子の貸出を行っています。

JR上野駅公園改札(公園口)から出発。博物館は改札を背にすると、およそ2時の方角。週末は人が多くてにぎやか。改札を出てまっすぐ進むと点字ブロックがあり三方向に分かれる。まっすぐ進むと博物館への道、左に進むと、公園内の案内図がある。改札を背にまっすぐ約60メートル行くと、左側に東京文化会館、右側に上野公園案内所があり、そこで点字ブロックは終わる。そこからさらに進むとすぐ右手に国立西洋美術館がある。国立西洋美術館の前を通り過ぎると、その角が小さな交差点(通常は歩行者専用だが、まれに許可された作業の車が通る)になっており、道の材質がぼこぼこしたタイルに変わる。タイルの道に乗ったら、右に曲がる。美術館を右手に、そのまま進む。国立西洋美術館の隣は、国立科学博物館。道の右側には科学博物館の入り口があり、混み合うことがあるので、道の左側を歩くとよい。200メートルほどいくと、車の音が聞こえてきて、車道につきあたる。車道に出る手前に、腿くらいの高さのポールが何本も立って、車が入れないよう境界になっているのでぶつからないよう注意。そのポールを通り過ぎ、道の材質がアスファルトになったら左へ曲がり、歩道をそのまま進む(左手の歩道に入るところに点字ブロックあり)。80メートルほど進むと、点字ブロックのある横断歩道(音あり)があるので、右を向いて今歩いてきた道の反対側に渡る。渡った先の車道と歩道の間に浅い溝状のくぼみがあり、さらに腿くらいの高さのポール状の柵や門型の柵が何本もたっているので、ぶつからないように注意。柵を超えたところが東京国立博物館の正門。正面にインフォメーション、その横に博物館入り口、右手にミュージアムショップ、右手奥にチケット売場があり、あわせて正門プラザと呼ばれている。チケット売り場へは、ミュージアムショップの中を抜けていく方法と、直接チケット売り場へ行く方法がある。ポールをひとつずつたどって右へ移動すると、一番右はじのポールの手前に点字ブロックがある。点字ブロックを伝ってまっすぐ歩いたのちに、右に曲がると、ミュージアムショップがある。入り口には、手で押すタイプの自動ドアがある。自動ドアを入ってすぐ正面の壁に、ここ正門プラザ内のミュージアムショップやチケット売り場、トイレの配置などを示す点字案内板がある。ミュージアムショップ内部から、チケット売り場に抜けることもできる。もう一つの方法としては、ミュージアムショップに入らず、点字ブロックが終わっても右に曲がらずにまっすぐ奥に進むと、博物館の入り口、その右横にチケット売り場がある。チケット売場には男性のスタッフが常駐しているので、尋ねると案内してくれる。(障がい者とその介護者各1名は無料。入館の際に障がい者手帳等の提示が必要。)必要な場合はチケット売場で観覧券を買い、入館。ここで車いすを借りることもできる。博物館の入り口から博物館構内に入ると、すぐに植え込みがあるので、5メートルほど左へ進んでから、右に向きなおす。そこから80メートルほど先の正面に本館がある。博物館の構内には植え込みと大きな池がある。正面の本館へはこれを右か左に回りこんで、池の真後ろにある本館に進む。本館の正面には低い1段のあと6段のぼる階段(点字ブロックなし、左右にはスロープも)、平らなスペースのあとさらにもう6段の階段(点字ブロックなし、左のみスロープあり)、そして右、中央、左の3箇所に自動ドアがある。さらに2段上がり(左手のみスロープあり)、また右、中央、左と3つに分かれた入口がある。入り口はすべて、自動ドアになっている。ドアの中がエントランスホール。正面に大階段がある。階段の左にインフォメーションがあり、女性スタッフが常駐している。尋ねると、点訳および拡大墨字表記の博物館案内パンフレットをもらうことができる。

(注)「言葉による東京国立博物館アクセスマップ」は、ミュージアム・アクセス・グループMARの「文字によるアクセスマップ」を参考に作成されました。