平成館 企画展示室
2019年4月16日(火) ~ 2019年5月26日(日)
東京都恩賜上野動物園、国立科学博物館、そして東京国立博物館の三館園による連携事業「上野の山で動物めぐり」は今回で13回目を迎えます。当館では、家族で楽しめるように、特集「親と子のギャラリー」のひとつとして、テーマとなる動物にちなんだ作品を紹介してきました。今回のテーマは、「ツノのある動物」です。
第1部「ツノを見比べよう!」では、ツノのある動物をモチーフとした作品を見比べながら、昔のヒトたちがどのような思いでツノのある動物を捉え、表現してきたのかをご覧いただきます。
第2部「ツノが〇〇に大変身!」では、ツノをもたないヒトが、ツノに神聖さや畏怖の念を抱いてつくりあげた、ツノのある動物にまつわる作品をご紹介します。ヒトは、シカを神さまの使いとしたり、麒麟など実在しない霊獣の多くをツノのある姿で想像したりしました。空想上のツノのある動物は、どれもユニークな姿で文化的な背景をもっています。
ツノのある動物と昔のヒトたちの足あとを、展示の中に探してみませんか。