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これまでの「募金へのお礼」

募金へのお礼(2018年4月~2019年3月)

2018年4月より2019年3月までの募金の総額が2,199,125円となりました。皆様のご厚志に心より感謝申し上げます。この浄財は、展示のための掛幅の紐の新調や糊浮き部分の接着や虫損箇所への繕い、油彩画や彫刻・東京帝室博物館美術品台帳などに対しての応急処置、絵画・古写真等の文化財を保存するための台紙の作製など、展示や貸し出しといった文化財の活用を安全に行なうための処置費として使用いたしました。
修理は今後も長期に亘り継続する予定です。引き続き、皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。


彫刻彩色の剥落止め

本紙の虫損箇所を繕う

 

募金へのお礼(2016年4月~2018年3月)

2016年4月より2018年3月までの募金のうち、文化財修理の総額が4,746,273円となりました。皆様のご厚志に心より感謝申し上げます。この浄財は、展示のための掛幅の紐の新調や糊浮き部分の接着、油彩画やシーボルトがもたらした貴重な洋書のクリーニングなどの応急処置、彫刻の展示台製作、額に設置する低反射アクリルガラス購入など、展示や貸し出しといった文化財の活用を安全に行なうための処置費や材料費として使用いたしました。
修理は今後も長期に亘り継続する予定です。引き続き、皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。


油彩画の表面に付着した汚れをわずかな水分を含ませた綿棒を用いて丁寧にクリーニングする

書籍に付着した汚れを刷毛などを用いて除去している様子

 

募金へのお礼(2014年4月~2015年3月)

2014年4月より2015年3月までの募金総額は1,875,141円となりました。皆様のご厚志に心より感謝申し上げます。この浄財は、東洋染織の展示具設置のための処置、シーボルトがもたらした貴重な洋書の修理の一部、さらに東洋考古の収蔵用保存箱を作製するためなどに使用いたしました。
修理は今後も長期に亘り継続する予定です。引き続き、皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。


シーボルト将来の貴重本の修理の様子
修理の後、専用の箱を作製

傷んだ本の背を補強して、取り扱いを容易にする

 

募金へのお礼(2013年4月~2014年3月)

2013年4月より2014年3月までの募金総額は644,430円となりました。皆様のご厚志に心より感謝申し上げます。この浄財は、展示場・収蔵庫内の温湿度管理を行うための測定器の購入、および絵画・書跡等の文化財を保存するための台紙の作製などに使用いたしました。
文化財の保存・修理には多額の費用を要します。引き続き、皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。


記録された温湿度データを定期的に回収して状態を把握

作品に合わせて1枚ずつ台紙(中性紙製マット)を作製

 

募金へのお礼(2011年1月~2012年3月)

2011年1月より2012年3月までの募金は、これまで総額1,066,605円となりました。皆様のご厚志に心より感謝申し上げます。
この浄財は、法隆寺宝物館で保管しております上代裂(7世紀後半から8世紀前半に制作され、正倉院と法隆寺に伝えられた世界最古の染織品)の修理に使用いたしました。修理は今後も長期に渡り継続する予定です。引き続き、皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。


ガラスに挟んで保管されてきた上代裂の取出し

上代裂の糸目と文様を揃える作業