重要文化財 書状(部分)
大休正念筆 鎌倉時代・13世紀 松永安左エ門氏寄贈
本館 3室
2025年9月30日(火) ~ 2025年11月9日(日)
鎌倉時代からはじまる禅宗の本格的な導入にともない、絵画では中国宋・元の絵画の影響を受けて水墨画が成立しました。
また書の分野でも、中国禅僧の書の影響を受けて、日本禅僧による個性ゆたかで気魄に満ちた作風を示す墨蹟が生まれました。
ここでは鎌倉時代から室町時代の水墨画、墨蹟等を展示します。絵画は、室町時代から画壇に君臨した狩野派の初期作を紹介します。書跡は、南宋の渡来僧より無学祖元と大休正念の作を展示します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 重文 | 布袋図 | 1幅 | 狩野正信筆、景徐周麟賛 | 室町時代・15世紀 | 文化庁蔵 | |
布袋図 | 1幅 | 「輞隠」印 | 室町時代・16世紀 | 個人蔵 | |||
おすすめ | 重文 | 重陽上堂偈 | 1幅 | 無学祖元筆 | 鎌倉時代・弘安2年(1279) | 東京・公益財団法人常盤山文庫蔵 | |
重文 | 書状 | 1幅 | 大休正念筆 | 鎌倉時代・13世紀 | 松永安左エ門氏寄贈 B-2424 | ||
商山四皓・竹林七賢図屏風 | 6曲1双 | 狩野元信筆 | 室町時代・天文22年(1553) | A-998 |