千手観音菩薩坐像 南北朝時代・14世紀
本館 11室
2024年1月2日(火) ~ 2024年4月7日(日)
江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。日本古来の神祇信仰は自然をご神体としてあがめるアニミズムでしたが、仏教の伝来以降、仏像の影響を受けて神像がつくられるようになりました。今回は、日本独自に展開した神の信仰にまつわる造形と、様々な種類の尊像からなる仏像の姿とを比較しながら、ご覧いただきます。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 重文 | 八幡神坐像(八幡三神坐像のうち) | 1軀 | 慶(鏡)覚作 | 鎌倉時代・嘉暦元年(1326) | 島根・赤穴八幡宮蔵 | |
重文 | 息長足姫坐像(八幡三神坐像のうち) | 1軀 | 慶(鏡)覚作 | 鎌倉時代・嘉暦元年(1326) | 島根・赤穴八幡宮蔵 | ||
重文 | 比売神坐像(八幡三神坐像のうち) | 1軀 | 慶(鏡)覚作 | 鎌倉時代・嘉暦元年(1326) | 島根・赤穴八幡宮蔵 | ||
羅刹女立像 | 1軀 | 平安時代・12世紀 | 山形・慈光明院蔵 | ||||
不動明王立像 | 1軀 | 平安時代・11世紀 | 岡野哲策氏寄贈 C-1851 | 「博物館でお花見を」 | |||
重文 | 阿弥陀如来坐像 | 1軀 | 京都府船井郡京丹波町・長楽寺伝来 | 平安時代・久安3年(1147) | 文化庁蔵 | ||
おすすめ | 吉祥天立像 | 1軀 | 京都府亀岡市・大宮神社伝来 | 平安時代・10世紀 | C-1833 | ||
重文 | 天王立像 | 1軀 | 京都府亀岡市・大宮神社伝来 | 平安時代・10~11世紀 | 文化庁蔵 | ||
重文 | 広目天立像 | 1軀 | 平安時代・9世紀 | 福島・勝常寺蔵 | |||
おすすめ | 千手観音菩薩坐像 | 1軀 | 南北朝時代・14世紀 | C-306 | |||
重文 | 毘沙門天立像 | 1軀 | 平安時代・9世紀 | 和歌山・道成寺蔵 | |||
重文 | 十一面観音菩薩立像 | 1軀 | 平安時代・9世紀 | 奈良・子嶋寺蔵 | |||
重文 | 十一面観音菩薩立像 | 1軀 | 平安時代・10~11世紀 | 奈良・薬師寺蔵 |