重要美術品 葡萄図(部分)
没倫紹等筆 室町時代・延徳3年(1491)
本館 3室
2022年11月22日(火) ~ 2022年12月25日(日)
鎌倉時代からはじまる禅宗の本格的な導入にともない、絵画では中国宋・元の絵画の影響を受けて水墨画が成立します。また書の分野でも、中国禅僧の書の影響を受けて、日本禅僧による個性ゆたかで気魄に満ちた作風を示す墨跡が生まれました。ここでは鎌倉時代から室町時代の水墨画、墨跡等を展示します。絵画は、作画と着賛の両方を行う文人僧の作と花鳥画の優品を展示します。書跡は、書画に長じていた禅僧・愚極礼才による「観音賛」などを展示します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
竹石図 | 1幅 | 玉畹梵芳筆 | 室町時代・15世紀 | 個人蔵 | |||
おすすめ | 重美 | 葡萄図 | 1幅 | 没倫紹等筆 | 室町時代・延徳3年(1491) | A-12400 | |
おすすめ | 観音賛 | 1幅 | 愚極礼才筆 | 室町時代・永享5年(1433) | B-2393 | ||
偈頌 | 1幅 | 一休宗純筆 | 室町時代・応仁元年(1467) | 松永安左エ門氏寄贈 B-3213 | |||
おすすめ | 四季花鳥図屏風 | 6曲1双 | 狩野元信筆 | 室町時代・16世紀 | 個人蔵 |