禅と水墨画―鎌倉～室町
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重要文化財 芭蕉夜雨図（部分）
室町時代・応永17年(1410)本館 3室
2022年6月7日（火） ～ 2022年7月18日（月・祝）鎌倉時代からはじまる禅宗の本格的な導入にともない、絵画では中国宋・元の絵画の影響を受けて水墨画が成立します。また書の分野でも、中国禅僧の書の影響を受けて、日本禅僧による個性ゆたかで気魄に満ちた作風を示す墨跡が生まれました。ここでは鎌倉時代から室町時代の水墨画、墨跡等を展示します。絵画は、梅雨の時期にあわせ、雨の情景を描いた作品を中心に展示します。書跡は、雪村友梅による一行書「東閣涼如水」などを展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 雨中山水図 | 1幅 | 愚谿右慧筆 | 南北朝時代・14世紀 | A-11145 | |||
| おすすめ | 重文 | 芭蕉夜雨図 | 1幅 | 太白真玄等十四名賛 | 室町時代・応永17年(1410) | A-12094 | |
| 偈頌 | 1幅 | 天隠龍沢筆 | 室町時代・15世紀 | B-2978 | |||
| おすすめ | 一行書「東閣涼如水」 | 1幅 | 雪村友梅筆 | 南北朝時代・14世紀 | 小泉勇太郎氏寄贈 B-1235 | ||
| 山水図屏風 | 6曲1双 | 「秀峰」印 | 室町時代・16世紀 | A-209 |