池田宿図屏風(部分)
渡辺始興筆 江戸時代・18世紀
山下新太郎氏寄贈
本館 7室
2022年11月8日(火) ~ 2022年12月25日(日)
室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。今回は、当館にご寄贈いただいた作品の中から、江戸狩野様式を確立した狩野探幽、18世紀以降の京都画壇隆盛の先駆け的存在となる渡辺始興、近代まで続く四条派の祖呉春による、それぞれの表現をお楽しみいただきます。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
池田宿図屏風 | 6曲1隻 | 渡辺始興筆 | 江戸時代・18世紀 | 山下新太郎氏寄贈 A-10490 | |||
おすすめ | 重美 | 山水図屏風 | 6曲1双 | 狩野探幽筆 | 江戸時代・17世紀 | 西脇健治氏寄贈 A-11198 | |
重美 | 山水図屏風 | 6曲1双 | 呉春筆 | 江戸時代・18世紀 | 吉川貫氏寄贈 A-11141 |