仏教の美術 ―平安～室町
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本館 3室
2010年1月26日（火） ～ 2010年3月7日（日）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。とくに平安後期の仏教美術の遺品には、日本美術史上の古典期とも称しうる平安後期を代表する名品が数多く含まれます。鎌倉時代に入ると、仏教美術は鎌倉新仏教の興隆や禅宗の導入、あるいは新たな中国美術の影響などにともない題材、技法、様式の面で変化しますが、前代同様に優れた作品が盛んに制作されました。ここでは仏教美術の盛期である平安時代から鎌倉時代までの作品に、南北朝・室町時代の遺品を加えて展示します。／担当研究員：高橋裕次(日本書跡・歴史資料) 小林達朗（日本絵画) 岩佐光晴(日本彫刻) 加島勝(東洋工芸) 丸山士郎(日本彫刻)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 阿弥陀如来坐像 | 1躯 | 鎌倉時代・12世紀 | 静岡・願生寺蔵 | |||
| おすすめ | 仏涅槃図 | 1幅 | 平安時代・12世紀 | 奈良・新薬師寺蔵 | |||
| 仏涅槃図 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-214 | ||||
| 十六羅漢像（第十尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 東京・霊雲寺蔵 | ||||
| 十六羅漢像（第十一尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 東京・霊雲寺蔵 | ||||
| 十六羅漢図（第十二尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 東京・霊雲寺蔵 | ||||
| 当麻曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-11813 | ||||
| 十二天像（地天） | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-128-4 | ||||
| 十二天像（羅刹天） | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-128-6 | ||||
| 十二天像（炎摩天） | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-128-1 | ||||
| 十六善神図像 | 1巻 | 玄証筆 | 平安時代・12世紀 | 松永安左エ門氏寄贈 A-10579 | |||
| 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡吉野町金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | |||
| おすすめ | 天狗草紙絵巻（東寺・醍醐寺巻） | 1巻 | 鎌倉時代・13世紀 | A-31-1 | |||
| おすすめ | 西園寺実氏夫人願文 | 1巻 | 伝世尊寺経尹筆 | 鎌倉時代・弘安5年(1282) | B-1771 | ||
| 仏説転女成仏経 | 1巻 | 平安時代・12世紀 | B-1291 | ||||
| 過去荘厳劫千仏名経残巻 | 1巻 | 鎌倉時代・正慶元年(1332) | B-2005 | ||||
| 法華経巻第四断簡（戸隠切） | 1幅 | 藤原定信筆 | 平安時代・12世紀 | B-3212 | |||
| 仮名観無量寿経切 | 1幅 | 伝後京極良経筆 | 鎌倉時代・13世紀 | 筒井邦子氏寄贈 B-3217 | |||
| 宝篋印陀羅尼経 | 1巻 | 平安時代・12世紀 | 大阪・金剛寺蔵 | ||||
| 銅釣燈籠 | 1基 | 室町時代・宝徳3年(1451) | E-19988 | ||||
| 銅梅竹透釣燈籠 | 1基 | 千葉市千葉寺町千葉寺址出土 | 室町時代・天文19年(1550) | 畑野勇治郎氏寄贈 E-14570 | |||
| 銅蓮華形柄香炉 | 1柄 | 鎌倉時代・13世紀 | 香取秀治郎氏寄贈 E-19803 | ||||
| 銅布薩形水瓶 | 1口 | 鎌倉時代・13～14世紀 | E-20010 | ||||
| 銅素文磬 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 香取秀治郎氏寄贈 E-19800 | ||||
| 銅孔雀文磬 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 香取正彦氏寄贈 E-19975-2 | ||||
| 金銅錫杖頭 | 1頭 | 鎌倉時代・嘉元2年(1304) | 個人蔵 |