仏教の興隆 ―飛鳥・奈良
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本館 1室
2009年9月8日（火） ～ 2009年10月18日（日）6世紀半ば、欽明天皇の時代に百済から釈迦金銅仏、幡、経論がもたらされ、しばらくして百済から仏教寺院や仏教美術に関わるさまざまな技術者が来日します。日本の文化は仏教の受容とともに飛躍的に進歩して、奈良時代には東大寺の大仏鋳造が国家的事業として営まれるまでに至ります。この部屋では、日本に仏教が伝わった飛鳥時代から奈良時代にかけての仏像や経典、舎利容器、仏を供養するために使われたさまざまな仏具、また寺院を建立する際に、仏教の興隆と仏殿の安泰を願って埋納された鎮壇具など、古代の仏教美術を展示します。／担当研究員：岩佐光晴(日本彫刻) 丸山士郎(日本彫刻) 高橋裕次(日本書跡・歴史資料) 加島勝(東洋工芸)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 如来坐像 | 1躯 | 奈良時代・8世紀 | 神奈川・松蔭寺蔵 | ||||
| 菩薩立像 | 1躯 | 飛鳥時代・7世紀 | C-217 | ||||
| 聖観音菩薩立像（模造） | 1躯 | 山田鬼斎模造 原品 薬師寺東院堂 | 明治26年(1893) | C-223 | |||
| おすすめ | 灌頂経 | 1巻 | 奈良時代・8世紀 | B-1159 | |||
| 摩訶僧祇律第三十九巻 | 1巻 | 奈良時代・8世紀 | B-1636 | ||||
| 紺紙銀字華厳経断簡（二月堂焼経） | 1幅 | 奈良時代・8世紀 | 柳澤敬素氏寄贈 B-3241 | ||||
| おすすめ | 響銅八重鋺 | 1具 | 奈良時代・8世紀 | N-264 | |||
| 銅獅子鎮柄香炉 | 1柄 | 奈良時代・8世紀 | E-19927 | ||||
| 金銅鉢 | 1口 | 奈良時代・8世紀 | E-14284 | ||||
| 響銅蓋鋺 | 1合 | 京都市右京区北嵯峨長刀坂出土 | 奈良時代・8世紀 | E-13093 | |||
| 海獣葡萄鏡 | 1面 | 福岡県八女郡星野村字真名子出土 | 唐時代・7～8世紀 | E-13861 | |||
| 瑞花さん猊方鏡 | 1面 | 京都市右京区山田桜谷町出土 | 奈良時代・8世紀 | 荒木音次郎氏寄贈 E-17872 | |||
| 瑞花双鸞八花鏡 | 1面 | 大分県速見郡山香町向野津波戸山頂出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14337 | |||
| 伯牙弾琴鏡 | 1面 | 愛知県可児郡御嵩町長瀬洞出土 | 奈良時代・8世紀 | E-17350 | |||
| 銅三鈷鐃 | 1口 | 奈良～平安時代・8～9世紀 | E-19850 | ||||
| おすすめ | 銅錫杖頭 | 1頭 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山出土 | 奈良時代・8世紀 | 北又留四郎氏寄贈 E-14896 |