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平成館

1階の考古展示室では、考古遺物で石器時代から近代まで日本の歴史をたどります。縄文時代の土偶や、弥生時代の銅鐸、古墳時代の埴輪など教科書でみたあの作品に出会えます。また、講演会やさまざまな催しのための講堂、およびガイダンスルームがあります。2階は特別展示専用の展示室です。

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6月2日からの再開にあたり、ご来館のお客様へのお願い
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1階 日本の考古(盛装女子)

  
考古展示室  2019年6月18日(火) ~ 2020年12月25日(金)

日本列島における、独自性の高い古墳文化を象徴する代表的造形として埴輪があります。埴輪のなかでも、女子埴輪の代表的な作品である盛装女子は、華やかに着飾り、全身を表現する女性として著名であり、本作品を考古展示室の導入部で展示します。

1階 日本の考古(通史展示)

  
考古展示室  2020年9月8日(火) ~ 2021年2月28日(日)

日本列島に人びとが住みついたのは、約4万年前です。これ以後、土器が作られるようになる約1万3千年前までを旧石器時代と呼んでいます。この時期はマンモスやナウマンゾウ、オオツノジカなどの大型哺乳類が生息する寒冷な氷河期で、日本列島はまだ大陸と陸続きでした。当時の人びとは石器や骨角器などの道具を使って狩猟や採集を行い、移動しながら暮らしていました。ここでは後期旧石器時代から縄文時代草創期の代表的な石器の変遷をたどり、製作方法の変化もあわせて紹介します。

  
考古展示室  2020年9月8日(火) ~ 2021年2月28日(日)

今から約1万3千年前に氷河期が終わると、温暖化が進み海面の上昇によって日本列島が誕生しました。自然環境の変化に合せて、狩りには弓矢が使われるようになり、土器が発明され、人びとは定住するようになりました。その後、約1万年にわたって続く新石器時代の幕開けです。一般的に新石器時代には農耕や牧畜が始まりますが、日本列島では、おもに採集・漁撈・狩猟による暮らしが続けられていました。 この時代の土器は、粘土を器の形にして焼いた素焼きのもので、縄目を使った文様から縄文土器と名づけられました。その名にちなんで、この時代を縄文時代と呼んでいます。ここでは縄文時代に最も多く作られた道具の一つである縄文土器を紹介し、形や文様そして器の組み合わせの変遷をたどります。中期は東京都多喜窪遺跡第1号住居跡の一括資料、後期は関東地方、晩期は東北地方の出土土器を中心に展示します。

  
考古展示室  2020年9月8日(火) ~ 2021年2月28日(日)

約2400年前、中国や朝鮮半島から水田稲作とともに青銅器や鉄器などの金属器が伝えられ、九州や四国そして本州に広まり、人びとは灌漑設備のある水田のそばにムラを作って暮らし始めました。農耕を生業とする弥生時代の始まりです。この時代の土器は弥生土器と呼ばれ、縄文土器と同じ素焼きの土器ですが、焼き方が覆い焼きへ変わり、色は明るく薄く硬い特徴があります。また、農耕という生業の変化は煮炊き用の甕・貯蔵用の壺・盛り付け用の高坏を基本とした用途別の器を生み出しました。ここでは農耕社会の土器である弥生土器を紹介し、前期は九州地方と近畿地方、中期は九州から関東地方、後期は九州地方と関東地方から出土した土器を中心に展示します。

  
考古展示室  2020年6月2日(火) ~ 2020年11月23日(月)

日本列島における政治的社会の成熟は、弥生時代末頃に各地に出現した大規模な墳丘をもつ墳墓と、古墳時代初頭の大規模な前方後円墳の成立から知ることができます。このような転換期の動向を土師器の成立とその地域間交流、および三角縁神獣鏡の成立とその文様の多様性と変遷で展示します。今回は、古墳時代の開始前後に列島各地の土器に大きな影響を与えた近畿地方の土器を中心に構成することで、弥生土器から土師器への変化をわかりやすく提示します。

  
考古展示室  2019年6月4日(火) ~ 2020年11月23日(月)

古墳時代前期には東北から九州地方まで大型前方後円墳が築かれ、各地の有力者が結びついたことがうかがえます。ヤマト(倭)王権は政治的・祭祀的権威を表象する宝器や儀器を自ら創り出し、国産の銅鏡や貝形の石製品・銅製品などを生産するようになります。これらは各地域の首長に配布されて、埋葬儀礼で用いられ副葬品として納められました。古墳時代前期後半を中心とした、王権の伸長を宝器の分布からあとづけます。

  
考古展示室  2019年6月4日(火) ~ 2020年11月23日(月)

古墳時代中期には、畿内地方を中心に埴輪をめぐらした巨大な前方後円墳が築かれました。王権の権威を表象する器物も鉄製武器・武具や各種農工具に変化し、鉄器生産などが飛躍的に増大しました。ここでは、その日本列島独自の武具である帯金式甲冑など各種鉄製品、および新来の技術で製作され日本陶磁の源流となる初期須恵器を中心に構成します。

  
考古展示室  2019年6月4日(火) ~ 2020年11月23日(月)

古墳時代後期は群集墳が増加し、古墳を築造できる階層が大幅に拡大したことがうかがわれます。馬具や装飾大刀などを中心に、金銅などの金属工芸の発達やデザインの日本列島(倭風)化の展開を示していますし、追葬が可能な横穴式石室も普及し、須恵器を用いた葬送儀礼に転換していきます。ここでは、横穴式石室から出土した特殊な形態をとる須恵器を一括で展示し、葬送儀礼の実態に迫ります。

  
考古展示室  2020年6月2日(火) ~ 2020年11月23日(月)

古墳時代後期は群集墳が増加し、古墳を築造できる階層が大幅に拡大したことがうかがわれます。馬具や装飾大刀などを中心に、金銅などの金属工芸の発達やデザインの日本列島(倭風)化の展開を示していますし、追葬が可能な横穴式石室も普及し、須恵器を用いた葬送儀礼に転換していきます。ここでは、横穴式石室から出土した特殊な形態をとる須恵器を一括で展示し、葬送儀礼の実態に迫ります。

  
考古展示室  2020年6月2日(火) ~ 2020年11月23日(月)

古墳時代終末期は前方後円墳の終焉後、畿内地方に集中する終末期古墳の横口式石槨墳を中心に、寺院建築等の影響を受けた特異な古墳が発達します。ここでは大阪府塚廻古墳出土一括品を中心に、古代東アジア文化の受容と他界観の急速な変化を展示するとともに、畿内地方とは異なる地方で育まれた独特な文化もあわせて紹介します。

  
考古展示室  2020年9月29日(火) ~ 2021年3月21日(日)

仏教との関わりから律令国家の幕開けを概観します。6世紀半ばにわが国に伝来した仏教は律令社会や文化に大きな影響を与えたといえます。そのひとつに、天皇家や有力豪族に広まった火葬の風習があり、当館所蔵の火葬墓出土品を通じて葬制の変化を解説します。また、6世紀終わりに伝来した瓦は当初、主に寺院に葺かれていましたが、藤原京の造営以降、宮廷や役所にも用いられるようになり、やがて聖武天皇の国分寺と国分尼寺建立の詔のよって、全国に生産が展開しました。本展示では伝来当初の初期寺院出瓦から各国の国分寺出土瓦まで、瓦の変遷を辿ることができます。

  
考古展示室  2020年9月29日(火) ~ 2021年3月21日(日)

奈良時代の終わりから平安時代にかけて、山林で修行する僧によって広められた山岳信仰は、わが国の古代社会において独自の発展を遂げた信仰形態のひとつであり、やがて修験道へと展開していきます。本展示では、山岳信仰の代表的な霊場として著名な奈良県大峯山頂や栃木県日光男体山の山頂の出土品を展示し、山岳信仰で用いられた品の種類や使われ方など紹介します。

  
考古展示室  2020年9月29日(火) ~ 2021年3月21日(日)

鎌倉時代から室町時代の武家の社会や文化を「この世」と「あの世」という2つのまとまりから概観します。「この世」では出土した輸入陶磁器や国産陶磁器の扱われ方を通じて武家社会の威信財に着目し、「あの世」では前半で骨蔵器に用いられた国内外の陶磁器を、後半で武家の供養碑である板碑を展示して、当時の葬制や他界観を紹介します。特に板碑の展示においては、当時を復元するよう展示し、板碑に刻まれた銘文から当時の葬制や造立された社会背景などを解説します。

  
考古展示室  2020年9月29日(火) ~ 2021年3月21日(日)

江戸時代、アジアでも有数の巨大都市に発展した江戸は、将軍の政務や居住の場である江戸城を中心に、大名や旗本、御家人などが居住する武家屋敷のほか、寺社、町屋、宿場町などが区割りされた複合都市だったといえます。本展示では、江戸の藩邸跡(大名屋敷跡)から出土した家紋入りの瓦、江戸城出土とされる鎮壇具と関連資料、さらに上野出土の市井の品々など、江戸から掘り出されたモノを紹介します。また江戸時代の通貨である金貨、銀貨、銅貨(銭)を展示し、江戸時代に流通した貨幣を分かりやすく解説します。

1階 日本の考古(テーマ展示)

  
考古展示室  2020年9月8日(火) ~ 2021年2月28日(日)

縄文時代の祈りの道具の代表として土偶があります。土偶の多くは妊娠した女性を表わした例が多く、子孫繁栄や豊饒を祈るために作られたと考えられています。また土偶とともに用いられた祈りの道具として土面や土版に加え、動物や植物などをかたどった土製品があります。このような土製品は縄文時代の人びとの精神世界を解明する手がかりとして重要なものです。

  
考古展示室  2020年9月8日(火) ~ 2021年2月28日(日)

縄文時代になると食料獲得のために採集・漁撈・狩猟が活発に行われ、そのためのさまざまな道具が用いられました。代表的な石器としては、狩猟具である石鏃、木工具である磨製石斧や土掘り具である打製石斧に加えて、粉食具である石皿や磨石などがあります。また、骨や角で作られた鏃・銛頭・ヤス状突刺具・釣針などの漁撈具の発達も見られました。

  
考古展示室  2020年9月8日(火) ~ 2021年2月28日(日)

縄文時代の人びとは、動物の骨や角、粘土や石など素材の特性を活かしてさまざまな装身具を作り身に着けました。これらの装身具は他者との違いを表わしたり、同じ集団であることを示す役割を果たし、ときに邪悪なものから身を守る役割も担いました。土偶などとともに縄文時代の代表的な祈りの道具として、石棒があります。石棒のような石で作られた儀礼の道具には、石刀や石剣に加え、独鈷石や御物石器などがあります。

  
考古展示室  2020年9月8日(火) ~ 2021年2月28日(日)

弥生時代になると中国や朝鮮半島から稲作とともに、新たな道具作りの技術が伝来します。その代表例が、穂積具である石庖丁、木製農耕具を作るために用いられた太型蛤刃石斧・柱状片刃石斧・扁平片刃石斧などです。のちにこれらの道具の一部は鉄器で作られるようになり、生産活動は向上し、人びとの生活や社会を大きく変化させました。

  
考古展示室  2020年9月8日(火) ~ 2021年2月28日(日)

弥生時代になると縄文時代以来の動物の骨や角そして石などで作られた装身具に加えて、青銅製の指輪や釧、ガラス製の勾玉や管玉、小玉や釧などの装身具が登場します。ガラス製の装身具の製作技術は、金属器の鋳造技術が基盤となりました。また青銅製の武器を模した磨製石剣や磨製石戈が新たに作られました。

  
考古展示室  2020年9月8日(火) ~ 2021年2月28日(日)

弥生時代になると、まず朝鮮半島から北部九州へ青銅器や鉄器が伝えられ、前期末から中期初頭にはその生産がはじまり、ほどなく瀬戸内をへて近畿地方へも広がりをみせます。弥生時代前期(前4~前3世紀頃)に北部九州に出現した銅剣・銅矛・銅戈の青銅製の武器は、当初は朝鮮半島から伝来した細形の実用品でしたが、まもなく日本でも作られるようになり国産化が進みました。やがて大型で偏平な祭祀のための道具へと変化していきます。銅鐸は、ほとんどが近畿地方で発見されています。その起源は中国の銅鈴や朝鮮半島の小銅鐸にたどることができるといわれていますが、当初から銅鈴や小銅鐸よりも大きく、表面を文様で飾るなど日本独自の特徴をもっています。20cm前後の大きさの「かね」として誕生した銅鐸は、徐々に大型化し、音を奏でることのない極めて装飾的なものへと変化します。これらの祭器は豊作や集落の繁栄を祈るために使われたものと考えられています。

  
考古展示室  2020年9月8日(火) ~ 2021年2月28日(日)

寒冷な気候のために水田稲作が定着しなかった北海道では、本州・四国・九州が弥生時代や古墳時代に入ったのちも、漁撈・狩猟・採集を中心とする暮らしが続いていました。これを続縄文時代と呼んでいます。続縄文時代には両刃や片刃の磨製石斧の他に、海獣などの狩猟や解体に用いた石銛や石製ナイフなど多種多様な石器が用いられました。また、続縄文文化に特徴的な石器としては魚形石器があり、これは疑似餌として使われたと考えられています。土器は、縄文時代に引き続き豊かな装飾をもつものが作られました。

  
考古展示室  2019年6月4日(火) ~ 2020年12月13日(日)

古墳時代中期・5世紀に朝鮮半島から新しい窯業技術が伝えられ、日本列島で須恵器生産が始まりました。技術のみならず、その器形にも朝鮮半島の陶質土器に共通する特徴がみられ、須恵器の生産開始以後も、朝鮮半島との関係がうかがわれる須恵器がみられます。一方、日本列島での生産が各地で展開する中で、日本列島の独自の特徴も現れてきます。ここでは須恵器の登場から奈良時代までの須恵器を展示し、技術と交流の歴史と、造形の多様性を紹介します。

  
考古展示室  2019年6月4日(火) ~ 2020年12月13日(日)

弥生時代から古墳時代における暦年代研究の出発点となった紀年銘鏡と、古墳時代社会の特質を窺わせるいわゆる伝世論の根拠となった中国製古墳出土鏡を比較し、日本考古学における実年代論の基準資料を展示します。

  
考古展示室  2019年6月4日(火) ~ 2020年12月13日(日)

古墳時代装身具の代表である玉類には硬玉(ヒスイ)をはじめ、碧玉・水晶・瑪瑙・滑石・ガラス製など様々な材質があります。ここでは勾玉を中心に、管玉・小玉・棗玉で種類の豊富さを展示するとともに、船木山24号墳の管玉や大阪府和泉黄金塚古墳一括品を中心に他に例のない大きさの玉類も紹介します。

  
考古展示室  2019年6月4日(火) ~ 2020年12月13日(日)

古墳時代は、日本列島各地の首長がその階層に応じてさまざまな大きさや形の古墳を築きました。とくに累代的に築かれた首長墓は、首長墓系譜と呼ばれ日本の古墳時代特有の現象です。この系譜を構成する古墳群では、首長が自らの支配の正統性を象徴するレガリア(威信財)を共有し、先代の首長から次代の首長へ受け継がれていることが、最近では分かってきました。このような研究の出発点となったのが、京都盆地の西側、乙訓の地に展開する乙訓古墳群であり、これは平成28年度に国の史跡に指定されました(平成30年度に追加指定)。この展示では、長法寺南原古墳、百々ケ池古墳、穀塚古墳など30基余りの主要古墳で形成される乙訓古墳群から出土した鏡、馬具などの出土品を通して、古墳時代の王権のあり方を浮かび上がらせるものです。

  
考古展示室  2019年6月4日(火) ~ 2020年12月13日(日)

古墳時代の死生観は多様です。鎮魂辟邪を目的として表された直弧文を刻む器物や、南島の海上他界観に基づいた腕輪形石製品、石で作られたさまざまな仮器などが、被葬者と共に副葬されています。ここでは、古墳時代特有の造形を通じて、当時の死生観の一端を浮かび上がらせます。

  
考古展示室  2019年6月4日(火) ~ 2020年12月13日(日)

北海道の続縄文文化では、もともとさまざまな副葬品を納める厚葬の文化はありませんでした。しかし本州の古墳文化が東北地方を経由して北海道に達すると厚葬墓制が登場し、これは北海道式古墳と呼ばれています。今回は典型的な北海道式古墳であり、蕨手刀のように北海道東北でよくみられる器物を含む北海道茂漁11号墳の出土品を一括で展示します。

  
考古展示室  2019年6月4日(火) ~ 2020年12月13日(日)

古墳時代には古墳を舞台とした葬送儀礼と、集落でのカミ祭りが行われていました。両者は祭祀対象が異なり、祭具にも共通するものと異なるものとがあります。ここでは当時に用いられた多彩な祭具のうち、金属製品(鏡・鈴)、石製品(模造器具)、土製品に光を当てて古墳時代の観念世界に迫ります。この展示を通して、国造りの時代である古墳時代特有の祭祀の一端をご覧ください。

  
考古展示室  2019年6月4日(火) ~ 2020年12月13日(日)

熊本県江田船山古墳出土の銀象嵌銘大刀は5世紀の長大な銘文と鳥・魚・馬形文様を施した大刀で、当時の政治・社会や世界観を伝える文字資料として、日本古代史上の第一級史料(資料)です。ここでは、銘文・文様の観察とその理解がしやすいように、独立の展示空間と専用ケース、各種解説パネルで展示します。あわせて、5世紀を代表する人物像である石人を展示します。

  
考古展示室  2019年6月4日(火) ~ 2020年12月13日(日)

熊本県江田船山古墳出土品はさまざまな朝鮮半島伝来品が多数含まれる一方、日本列島独自の武装具などが含まれ、被葬者の幅広い交流をうかがうことができます。今回は、日本列島の金属製装身具着用の風習の先駆けである金・銀・金銅製装身具や舶載鏡・馬具をはじめ、武器・武具、国産鏡、初期須恵器などを展示します。あわせて関連した鉄製甲冑や、冠等の装身具についても展示し、古墳時代中期後半以降の在地首長層の勢力伸長を紹介します。

  
考古展示室  2019年6月18日(火) ~ 2020年12月25日(金)

6世紀になると、人物埴輪や動物埴輪が盛行します。狩猟場面を表した動物埴輪群をはじめとして、多様な所作をする人物埴輪を中心に、物語を構成するかのように埴輪が古墳に並べられます。今回は、その人物・動物埴輪が多い関東地方の出土品を中心に展示します。

  
考古展示室  2019年6月18日(火) ~ 2020年12月25日(金)

古墳の成立とともに出現した埴輪は、前方後円墳の終焉まで製作が続けられ、葬送儀礼において重要な役割を果たしたと考えられます。ここでは5世紀における埴輪群の中心である家形埴輪と、代表的な器財埴輪・円筒埴輪・木製埴輪を展示します。展示期間前半は群馬県赤堀茶臼山古墳の埴輪、後半は宮崎県西都原古墳群の埴輪を中心に構成します。

  
考古展示室  2020年9月29日(火) ~ 2021年3月21日(日)

わが国最初の貨幣である富本銭をはじめ、和同開珎や皇朝十二銭など、わが国の貨幣史に欠かせない資料の展示を通じて、律令国家における貨幣のあり方を分かりやすく解説します。

  
考古展示室  2020年9月29日(火) ~ 2021年3月21日(日)

古代の畿内の貴族を中心に普及した火葬墓に納められた墓誌を展示し、墓誌に刻まれた故人の姓名や没年月日、生前の事蹟がどのように記録されているかを展示します。

  
考古展示室  2020年9月29日(火) ~ 2021年3月21日(日)

古代寺院における空間装飾を概観します。飛鳥時代から奈良時代の寺院の床や壁材に使用された塼や塼仏などの出土品を中心に展示し、伝来初期の仏教のあり方を紹介します。

  
考古展示室  2020年9月29日(火) ~ 2021年3月21日(日)

奈良時代に創建された寺院出土の品々を紹介します。元興寺、法華寺はともに平城京において隆盛を誇った寺院ですが、度重なる兵火や災害を経て創建当時の姿を想起させる建立物は限られてしまっています。ここ展示する出土品は、発掘調査によるものではありませんが、創建当時に遡る遺品として考えられ、鎮壇具として埋納された可能性をもった作品です。古代寺院に埋納されたさまざまな遺品を分かりやすく解説します。

  
考古展示室  2020年9月29日(火) ~ 2021年3月21日(日)

末法思想の影響の下で平安時代に造営されるようになった経塚は、古代、中世、近世と大きく3つの画期があります。特に末法思想が色濃く反映された古代の経塚からは、経典を保護する経筒やその外容器をはじめ、副納された当時の工芸品がさながらタイムカプセルのように埋納されています。本展示では、ケースの前半部分で各期の典型的な経塚出土資料を展示し、ケースの後半部分においては、さまざまな素材で作られた経筒の外容器に焦点を当てます。

  
考古展示室  2020年9月29日(火) ~ 2021年3月21日(日)

経塚に埋納された経典には、経筒に紙本経が納められることが一般的であったものの、紙本経以外にも土製や石製、金属製などさまざまな種類があります。本展示では銅板経、瓦経、滑石経を展示し、材質や記された経典内容等の比較を通じて紙本経と比較し、その違いを分かりやすく紹介します。

  
考古展示室  2020年9月29日(火) ~ 2021年3月21日(日)

経塚出土の紙本経典を通じて埋納された経典を概観します。経典の保護を目的として造営されながらも、経塚から発見される紙本経典は腐朽してしまうため稀少であり、発見されても文字が判読できないことが多いです。今回は遺存状態が比較的良好な紙本経典や納経受取書、その部材を展示し、貴重な文字資料である経典がどのような担い手によって記されていたか解説します。 

  
考古展示室  2020年9月29日(火) ~ 2021年3月21日(日)

江戸時代を代表する玩具に土製の面子、面打があります。円形に文字や家紋が施されたものや人物や動植物を模した例が多く、型を用いて大量生産されたと考えられます。一方、江戸時代の遺跡から出土する土製の人形は、型の内側が空洞になっている中空、空洞になっていない中実に大きく分けられます。土人形は呪術や信仰、縁起物、節句物などを含む当時の流行や風俗を反映させており、江戸文化を知る上で重要であるといえます。ここでは、面子や面打と呼ばれる玩具や、土人形の展示を通じて、江戸市井の暮らしを紹介します

  
考古展示室  2020年9月29日(火) ~ 2021年3月21日(日)

江戸時代の貨幣が秘匿、埋納されたまま現代に発見された例が、これまでいくつか認められています。当館が所蔵する中央区銀座6丁目出土や伊豆大島出土の小判や一分金もそうした数少ない事例です。本展示では東京都中央区銀座6丁目出土の金貨を当時のエピソードなどを踏まえながら展示します。特に出土した慶長小判、正徳小判、享保小判等を通じて金の含有量が異なる江戸時代の貨幣の特徴をわかりやすく解説します。

1階

  
企画展示室  2020年10月6日(火) ~ 2020年11月15日(日)

令和元年度に新たに収蔵品に加わった文化財のうち、寄贈分、購入分より主だった作品を公開します。新収品を通じ、当館のもっとも重要な事業のひとつに位置づけられる「文化財の収集」について、その成果と意義を紹介します。

2階 特別展

  
  特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」 予告
特別展示室

国宝「鳥獣戯画」は、誰もが一度は目にしたことのある、日本絵画史上もっとも有名な作品の一つです。本展では、擬人化した動物たちや人びとの営みを墨一色で躍動的に描いた甲・乙・丙・丁全4巻の全場面を、会期をつうじて一挙公開するとともに、かつて4巻から分かれた断簡、さらに原本ではすでに失われた場面を留める模本の数々が集結します。あわせて本展では、秘仏として普段は拝観のかなわない重要文化財「明恵上人坐像」をはじめとした至宝によって明恵上人の魅力に迫るとともに、高山寺選りすぐりの名宝をご紹介します。

 

会期決定のお知らせ
特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」は2021年4月13日
(火)から5月30日(日)までの会期で開催することになりました。

新会期:2021年4月13日(火)~5月30日(日)
旧会期:2020年7月14日(火)~8月30日(日)

※会期等は今後の諸事情により変更する場合があります。
※以前お知らせしました通り、本展は新型コロナウィルス感染症の影響に伴い、旧会期の会期を変更することとしておりました。
展覧会公式サイト

 

  
特別展示室  2020年10月6日(火) ~ 2020年11月29日(日)

政治史における安土桃山時代は、1573年の室町幕府の滅亡から1603年の江戸幕府開府までの30年間をさします。この30年間に花開いた、日本美術史上もっとも豪壮で華麗な「桃山美術」を中心に、室町時代末期から江戸時代初期にかけて移り変わる日本人の美意識を数々の名品によってご紹介します。
戦国の幕開けを象徴する鉄砲伝来が1543年、島原の乱鎮圧の翌年、ポルトガル船の入国を禁止し、鎖国が行われたのが1639年。豊臣秀吉が北条氏を滅ぼし天下統一を果たした1590年が、その100年間のほぼ中間地点といえます。安土桃山時代を中心として、日本は中世から近世へ、戦国武将が争う下剋上の時代から、江戸幕府による平和な治世へと移り変わります。本展は、室町時代末期から江戸時代初期にかけての激動の時代に生まれた美術を概観し、美術史上「桃山時代」として語られるその美術の特質を、約230件の優品によってご覧いただこうというものです。
激動の時代に、「日本人」がどう生き、どのように文化が形作られていったのか、約100年間の美術作品を一堂に集め概観することで、日本美術史のなかでも特筆される変革の時代の「心と形」を考える展覧会です。