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「花見で一句」入選発表

「博物館でお花見を」(3月29日~4月17日)関連企画「花見で一句」に て、「トーハクで桜を詠もう」をテーマに俳句を募集しました。期間中、館内投句箱にて受付けましたところ161句の応募がありました。「花下遊楽図屏風」 や「九条館」といった固有名詞を織り込んだ「博物館でお花見を」ならではの句もたくさんございました。
ここに館長賞3名、副館長賞4名、桜賞5名を発表い たします。たくさんのご応募ありがとうございました。
入選作品
館長賞  
桜咲き桃色に満ちた博物館
 
染谷桃子さん
  池に入るふるるばかりの桜かな 野口朝世さん
  九条館玻璃に映えゐる花の雲 桑田忠男さん
副館長賞  
満開の花に鈍翁斎宮の夢
 
大塚悦子さん
  九条館玻璃戸に桜ゆがみ立つ 宇佐見輝子さん
  九条館桜が繋ぐ平成館 伊澤正孝さん
  お茶室の玻漓戸に映る落花かな 遠山健治さん
桜賞  
春陰の廊下の奥の黒電話
 
藤沢無可有さん
  御衣黄が去りてさみしき応挙館 清水朝世さん
  花の塵六窓庵の低き屋根 佐藤とみおさん
  藁葺の古き庵や花吹雪 松本修さん
  うらにわでしだれざくらにみとれてる 森瑞月さん(9歳)
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