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過去のイベント

博物館でお花見を

博物館でお花見を メインビジュアル

上野 トーハク さくらの名品

東京国立博物館は、今年も「博物館でお花見を」と題した春の恒例企画を実施します。

本館の各展示室で、絵画や陶磁器、きものなど、桜をモチーフにした日本美術の優品をお楽しみいただき、本館北側に広がる庭園ではさまざまな種類の本物の桜を堪能できます。


※昨年と同様本年も、新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、ワークショップやギャラリートーク等の建物内の関連イベントは見合わせることとなりました。ご了承ください。

 

 

本館桜めぐり

本館内の各展示室では、「飛鳥山花見」など花見の風景を描いた浮世絵や、桜と山吹を描いた屛風にさまざまな季節の草花を描いた色紙を貼った上に時代を代表する書の名手が和歌を書いた「桜山吹図屛風」などの書画、また桜をモチーフにした陶磁器など様々な工芸作品を展示いたします。
該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。

 

主な展示作品

※作品はすべて東京国立博物館蔵

 

飛鳥山花見(あすかやまのはなみ)作品画像(3枚続)
本館10室 : 3月8日(火)~4月10日(日)
飛鳥山花見あすかやまのはなみ
鳥居清長筆 江戸時代・18世紀
桜の名所、飛鳥山をワイドな画面を使って効果的に描いています。

 

桜山吹図屛風(さくらやまぶきずびょうぶ)作品画像(6曲1双のうち右隻)
本館7室 : 3月23日(水)~5月8日(日)
桜山吹図屛風さくらやまぶきずびょうぶ
伝俵屋宗達筆 江戸時代・17世紀 6曲1双 田沢房太郎氏寄贈
桜と山吹が咲きほこる春。宗達風の意匠美豊かな屛風です。

 

観桜図屛風(かんおうずびょうぶ) 作品画像(部分)
本館7室 : 3月23日(水)~5月8日(日)
観桜図屛風かんおうずびょうぶ
住吉具慶筆 江戸時代・17世紀 西脇健治氏寄贈
江戸時代のやまと絵の典型で、公卿が穏やかな風景の中で桜をながめています。

 

桜に春草図 作品画像
本館8室:3月23日(水)~5月8日(日)
桜に春草図さくら にはるくさず
尾形乾山筆 江戸時代・18世紀 山本富子氏・山本賢二氏寄贈
満開の桜と春の草花。和歌は咲き誇る桜を将軍の権力にたとえた祝いの歌です。

 

色絵桜樹図透鉢 作品画像
本館8室:3月23日(水)~6月5日(日)
色絵桜樹図透鉢いろえおうじゅずすかしばち
仁阿弥道八作 江戸時代・19世紀
白、赤、青で点描画のように描かれた桜が、鉢の中に咲きほこります。江戸後期の京焼の名工仁阿弥道八による乾山風の代表作です。

 

小袖 紫白染分縮緬地笠扇桜文字模様 作品画像
本館10室:3月8日(火)~5月8日(日)
小袖こそで 紫白染分縮緬地笠扇桜文字模様むらさきしろそめわけちりめんじかさおうぎさくらもじもよう
江戸時代・18世紀
歌を「カタカナ」で散らす点が珍しい友禅染の優品です。

 

桜蒔絵硯箱 作品画像
本館12室:2月22日(火)~5月15日(日)
桜蒔絵硯箱さくらまきえすずりばこ
室町時代・15~16世紀
金銀蒔絵で装飾する硯箱。蓋表から身の懸子、水滴まで全体に桜の意匠で統一した桜尽くしの作品です。

 

桜花山鵲図鐔 作品画像
本館13室:2月15日(火)~5月15日(日)
桜花山鵲図鐔おうかさんじゃくずつば
塚田秀鏡 明治3年(1870)
向かい合う二羽の鳳凰と、咲き誇る桜の枝を金・銀で表現しています。塚田秀鏡(1848~1918)は、江戸に生まれ、大正2年帝室技芸員となりました。

 

色絵桜樹図皿 作品画像(5枚組のうち)
本館13室:2月1日(火)~4月24日(日)
色絵桜樹図皿いろえおうじゅずさら
鍋島 江戸時代・18世紀
鍋島焼が発案した見込中央白抜きのデザインで、春爛漫と咲き誇る桜の富貴な気分を描きます。
 

さくらスタンプラリー

「トーハクなび」でスタンプラリー形式のクイズを開催!

東京国立博物館 公式鑑賞ガイドアプリ「トーハクなび」にて、3月15日(火)~4月10日(日)の「博物館でお花見を」期間限定で、スタンプラリー形式のクイズ「さくらスタンプラリー」を開催します。スタンプラリーは、イベント開催中、アプリ内から参加することができます。

本館展示室内に設定されたスタンプラリーのポイントでは、その展示室にある作品にちなんだクイズが出題されます。すべてのクイズに正解した方は、期間限定でオリジナルのプレゼント画像をダウンロードできます。

トーハクなび、さくらスタンプラリー イメージ画像

*お手持ちのスマートフォンやタブレットなどの端末に「トーハクなび」をダウンロードした後、アプリ内の「スタンプラリー」ボタンより参加できます。

*「さくらスタンプラリー」は日本語のみです。

 
 

東博句会「花見で一句」

今年はオンラインで募集します!

「博物館でお花見を」開催期間中に、桜や桜をモチーフにした作品を題材にした俳句をオンラインで募集します。募集部門は、12歳までを対象とした「小学生以下の部」と中学生以上対象の「一般の部」の2部門です。

作品は、以下のフォームより応募できます。
入選作品は、当館ウェブサイトで発表し記念品を贈呈します。

 
  • 東博句会に応募
 

庭園開放

本館北側の庭園を開放します。ソメイヨシノをはじめ、約10種類の桜をご覧いただけます。
改修が完了し、ベンチなどを増設、園内を散策しやすくなりました。
また期間中はキッチンカーも庭園内に出店します(出店しない日もあり)。桜を見ながらお寛ぎいただけます。

■開放時間:10時00分~16時00分

*悪天候により中止する場合がございます。
*茶室内には入れません。

庭園風景
 

基本情報

会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間、開催内容等については、今後の諸事情により変更する場合があります。詳しくは、当館ウェブサイト等でご確認ください。

日程
2022年3月15日(火) ~ 2022年4月10日(日)  
時間
9時30分~17時00分 ※入館は閉館の30分前まで
会場
本館
休館日
月曜日(月曜日が祝日または休日の場合は開館し翌平日に休館)、3月22日(火)
(注)3月21日(月)、28日(月)は開館
観覧料
一般1,000円、 大学生500円
(注)高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。
(注)障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
(注)2022年4月1日(金)より事前予約なしでご入館いただけます(3月31日(木)までは事前予約<日時指定券>推奨です)。