韓国伝統芸能 サムルノリ(太鼓演奏)
- 日程
- 2014年10月4日(土)
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時間
- 14:00~、16:00~ (各30分)
- 会場
- 屋外-東洋館前
- 出演
- 李昌燮(リ・チャンソプ)ほか
- 演目
- 판굿 (パンクッ)
「クッ」とはハングルで「集まる、集める」という意味です。
「パン」は「マダン(庭)パン」、「ソリ(歌)パン」、「ノリ(演戯)パン」、「チュム(踊り)パン」など、何かが行われる場所を言います。つまり「パンクッ」とは、開かれた公演場に芸人が集まり、決まったリズムと身振りの中でそれぞれ自分の芸を披露する演戯を意味します。
このパンクッでサンセ(ケンガリのリーダー)はプッポという帽子を、他の演奏者はチェサンという帽子を被って演奏しながら踊りますが、これは世界でたった一つの複合ジャンルの音楽であり、パフォーマンスです。
- 料金
- 無料 (ただし入館料は必要です)
- お問合せ
- TEL:03-3822-1111(代表) 東京国立博物館 教育講座室
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- ※雨天の場合は平成館大講堂にて実施します。
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韓国の伝統的な音楽のリズムと、躍動感あふれる踊りをお楽しみください。
四物(サムル)とは韓国古来から伝わる四種の打楽器、チン(鉦)、ケンガリ(小鉦)、チャンゴ(杖鼓)、プク(鼓)を指し、ノリとは英語のPLAYを意味します。
チン(鉦)は太陽、プク(鼓)は月、ケンガリ(小鉦)は星、チャンゴ(杖鼓)は人間を表わし、4つの楽器が奏でる音は、天地・宇宙を表現するといわれます。
サムルノリは、韓国各地方の伝統的な農楽のリズムを整理、融合、舞台化した韓国国樂を代表する音楽です。
もともとは、1978年に、金徳洙(キムドクス)ら4人の奏者によって結成されたグループ名ですが、いまではその音楽や演奏形態を指す普通名詞となっています。