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紅地椿唐草文様錦(べにじつばきからくさもんようにしき) 

 『紅地椿唐草文様錦(べにじつばきからくさもんようにしき)』の画像 
1枚
絹(錦織)
丈270.0 幅195.0
元~明時代
13-14世紀
TI512
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総合文化展での展示予定は未定です
 
帛面一杯に椿の唐草文様をあらわし,上下に蜀江形・唐草・連珠などを織りだした見事な完形の錦である。元末の文人,陶宗儀はその著『輟耕録』のなかで,普通の錦の織幅の三倍の広さがある大きな錦被があることを記しているが,この2メートルに近い織幅の錦はまさにその大錦被に当たるものと思われる。