糸杉や柘榴といった意匠はペルシャ風ですが、その脇に大きく表された母子は聖母マリア像を思わせます。イスラム圏のクリスチャンからの注文で織られたのかもしれません。色味を美しくするために経糸の色を継ぎ替えて織られ、高度な技術がうかがえます。
- 文化財指定
- 員数
- 1枚
- 作者
- 時代・世紀
- サファヴィー朝時代・16~17世紀
- 制作地
- イラン
- 出土地
- 品質形状
- 絹、ヴェルヴェット
- 法量
- 長さ160 幅32.5 ; マット装 長さ181.5 幅53.5
- 銘文等
- 寄贈者
- 機関管理番号
- TI-480
- 分類
- 東洋染織
- 種別