高麗の貴人墓より出土したと伝わる定窯の碗。金箔文様を施した、いわゆる「金花の定碗」の代表作として知られる作品です。白化粧を施した素地は灰色を帯び、釉は失透しています。金箔は剥落していますが、流雲とつがいの鶴が二対あらわされていた痕跡がみえます。
- 文化財指定
- 重要文化財
- 員数
- 1口
- 作者
- 中国・定窯
- 時代・世紀
- 北宋時代・11~12世紀
- 制作地
- 出土地
- 伝朝鮮出土
- 品質形状
- 磁製
- 法量
- 高5.5 口径17.5 高台径4 重量217
- 銘文等
- 寄贈者
- 井上恒一氏・冨美子氏寄贈
- 機関管理番号
- TG-2919
- 分類
- 東洋陶磁
- 種別