高麗茶碗の雄、大井戸の名碗として知られる有楽井戸。枇杷色の釉、裾に生じた梅花皮、竹節状の高台といった井戸特有の表情を見せつつ、穏やかで気品すら感じさせる点がこの茶碗の魅力。織田有楽斎の後、様々な手を経て、関西を代表する茶人藤田香雪が所持しました。
- 文化財指定
- 重要美術品
- 員数
- 1口
- 作者
- 時代・世紀
- 朝鮮時代・16世紀
- 制作地
- 朝鮮
- 出土地
- 品質形状
- 陶製
- 法量
- 重量449.2 高9.2 口径15.1 高台径5.5
- 銘文等
- 寄贈者
- 松永安左エ門氏寄贈
- 機関管理番号
- TG-2204
- 分類
- 東洋陶磁
- 種別