本作はシカゴ万国博覧会に出品された大作で、左手には鷲の羽を握りしめ、右手上方を見据えて岩上にすわる大猿の像。大鷲と格闘した直後の、気迫に満ちた猿の姿をいきいきと描写している。時間の経過と鷲の飛び去った後の空間をも内包するスケールの大きな作品である。
本作はシカゴ万国博覧会に出品された大作で、左手に鷲+わし+の羽を握りしめ、右斜め上方を見据えて岩上にすわる大猿の像です。大鷲と格闘した直後の、気迫に満ちた猿の姿がいきいきと描写されています。時間の経過と鷲が飛び去った後の空間をも内包するスケールの大きな作品です。