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鍬形蕙斎(1764-1824)は浮世絵師北尾重政の門人だが,津山藩松平家のお抱え絵師となった異色の経歴を持つ。本図巻は白河侯松平定信の需めにより描いたもので,江戸における多種多様な職業に従事する人々を,軽妙かつ生き生きとした筆致でとらえている。